1/1

石原昭彦『松風のさやぎー四国遍路の歌』

International shipping available

山頭火詣でてここにみづを呑みし句碑あり柄杓に掬ふその水

本書は長年、医師として働いてきた作者の第一歌集であり、
四国巡礼の旅に出た歌が中心となっている。作者の素顔は
山頭火のかげに隠れているが、やがて山頭火と訣別し、
自分そのものを表現できるか、否か、で真価が問われるだろう。
その日の到来を、私は鶴首して待つとしよう。    雁部貞夫

崖に咲く白き山百合ことごとく吾に対ひて花弁をひらく
拍子木に経唱和する頭上より留め処なく蟬の声降りくる
狛犬の阿吽の像は親しかり愛嬌はどこかわが妻に似て
空海が寺をまとめし本尊の五体それぞれに経読むわれは
松風のさやぎ聞きつつ経唱ふ年の瀬を讃岐国分寺に来て

International shipping available
  • レビュー

    (50)

  • レビュー
    (50)

¥2,750

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品