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古泉千樫のうた百首鑑賞[加茂信昭/著]
¥2,200
房州の館山に住む私は、同じ安房の山間の村で生まれた千樫とは同郷であることから、千樫短歌の土壌とも言える房州の風土に具体的に触れながら鑑賞できたという点で、多少の新味は出せたのではないかと思っている。そして今改めて千樫の作品に与えた風土の影響の大きさを思う。温暖で豊かな自然に恵まれ、人と人との?がりが濃密な房州の風土、これこそ千樫短歌の源泉なのである。(「あとがき」より) 定価:2,000円(税別) 判型:四六判変型ソフトカバー 頁数:248頁 ISBN:978-4-86534-233-8 発刊日:2018年5月20日 発行:現代短歌社
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『木俣修のうた百首鑑賞』[外塚喬 著]
¥2,200
SOLD OUT
「木俣は、短歌界においては独自の世界観をもっていたばかりに、誤解されていたところがあった。作品よりも、学究の徒としての評価が高かったように思えてならない。最近では晩年の作品を高く評価する識者の声も増えているが、戦中戦後の作品にも目を向けることが必要である。木俣には、まだまだ知られていない深淵な世界があると言ってもよいだろう。」(「あとがき」より) 定価:2,000円(税別) 判型:四六判変型ソフトカバー 頁数:238頁 ISBN:978-4-86534-205-5 発行日:2017年4月21日 発行:現代短歌社