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  • 現代短歌新聞2026年8月/173号

    ¥300

    1面 [インタビュー]写実の向こう側に、わたしなりの風景を創造したい。/日高堯子 [現代の作家]八月の聲/岩本幸久        七星瓢虫/鳥山順子 2面 もう一人の師ー菊澤研一さんを悼む/赤澤篤司 [8月のうたのヒント]山下翔 3面 [歌壇時評]小池光の寡黙を破る/廣野翔一 [薫風自南来]山本光珠(真樹) 4-5面 [作品5首]広島県の歌人 6面 [短歌文法道場]61 遠回しに言う効果/小塩卓哉 [海外詠の潮流]4 与謝野晶子の巴里/服部崇 [現代川柳散策]13 シン・貴乃花/小池正博 7面 [推敲アドバイス]71/吉川宏志 [選び直し百人一首]017 大伴坂上郎女/林和清 8面 [二秒後の口語]29 途中式/平岡直子 [現代俳句採集]36 鳥、鳥、鳥/佐藤文香 9-11面 [書評] 米川千嘉子『スナバコノキ』/河田育子 梶田順子『翡翠』/高山邦男 千葉優作『anchorage』/田村穂隆 標珠実『ホモサピエンスの卵』/大松達知 古澤りつ子『ほどけゆく春』/駒田晶子 生田澄江『メサイアと車椅子』/山内頌子 久下沼滿尾『青田風』/室井忠雄 江川美恵子『潮騒の鳴る樹』/今井恵子 吉野裕之『空耳の町』/嵯峨直樹 岡野はるみ『朱色の点描』/江戸雪 福原美江『約束の旅』/大西久美子 12-13面 [読者歌壇]島田修三 選/春日いづみ 選 14面 [歌壇トピックス]現代歌人集会春季大会in大津/催し案内/作品募集 15面 [歌壇トピックス]現代歌人協会賞授賞式/及川隆彦を偲ぶ会/短歌研究評論賞 [結社動静]潮音創刊記念歌会/朱竹短歌大会 16面 [全国歌壇ニュース] [四コマ]エア歌人さん仙田篤子『花辛夷』/桜井健司

  • 石原昭彦『松風のさやぎー四国遍路の歌』

    ¥2,750

    山頭火詣でてここにみづを呑みし句碑あり柄杓に掬ふその水 本書は長年、医師として働いてきた作者の第一歌集であり、 四国巡礼の旅に出た歌が中心となっている。作者の素顔は 山頭火のかげに隠れているが、やがて山頭火と訣別し、 自分そのものを表現できるか、否か、で真価が問われるだろう。 その日の到来を、私は鶴首して待つとしよう。    雁部貞夫 崖に咲く白き山百合ことごとく吾に対ひて花弁をひらく 拍子木に経唱和する頭上より留め処なく蟬の声降りくる 狛犬の阿吽の像は親しかり愛嬌はどこかわが妻に似て 空海が寺をまとめし本尊の五体それぞれに経読むわれは 松風のさやぎ聞きつつ経唱ふ年の瀬を讃岐国分寺に来て

  • 川満節子編『-明治期沖縄の詩歌人-摩文仁朝信作品集』/川満節子著『-明治期沖縄の詩歌人-摩文仁朝信論』 

    ¥22,000

    明治期沖縄の短歌、詩、琉歌等に革新をもたらしつつ20歳で夭折した摩文仁朝信。 多くの筆名を用いたが、著者は当時の新聞、雑誌等からその作品をたんねんに発掘し、 短歌640首を含む17ジャンル772点を『摩文仁朝信作品集』に収録した。 『摩文仁朝信論』は「第一部 短歌編」「第二部 漢詩・俳句・琉歌編」「第三部 劇評とつらねと琉詩・観劇記、詩・評論・小説編」の三部構成で、明治期沖縄の詩歌壇史を詳述しつつ、朝信の文学的価値を位置づけた1700頁を超える大著。 2巻セット函入り

  • 細川延子『残像』

    ¥2,750

    散りてなおこの世に残心あるごとく上向きに落つ侘助の花  細川さんは強い人だ。短歌において「強い人」とは、己の弱さ、脆さ、儚さもすべて詠みあげることのできる人を指す、と僕は思う。おそらく、「散る」ことと「上向き」であることは、細川さんの中で同義なのだろう。そんな命の力を詠みつつ、歌の道を歩んでいってほしいと、強く願う。                 黒瀬珂瀾 最愛の息子の不慮の死。その苦しみから救われる唯一の方法は、残像を歌に詠み続けることだった――。清冽な第一歌集。

  • 現代短歌№116

    ¥1,100

    ■巻頭作品11首   心やさしき無頼派/佐佐木幸綱 ■巻頭作品20首   ともによし/伊藤一彦 思い出横丁/谷岡亜紀 この世のこと/佐伯裕子 ■巻頭作品41首   青春無頼の歌/福島泰樹 ■特集 追悼 及川隆彦 墓場でダンス/王 紅花 丘の上のユリ族三人/三枝昂之 ニューこまどり/島田修三 『感傷賦』を開く/俵 万智 おもしろかなしき/井坂洋子 声をかける人/森本 平 さようなら、及川さん/内野信子 追悼8句+エッセイ=間村俊一 追悼8首+エッセイ=青戸紫枝 小池 光 渡 英子 玉城洋子 内藤明  本田一弘 加古 陽 藤島秀憲 坪内稔典 小林芳枝 青木春枝 長谷川富市  逸見悦子 御供平佶 林田恒浩 三友さよ子 深く瞑れよ、オブローモフよ/加藤英彦 晋樹隆彦 40首選 ■作品連載24首 薄日のさして/花山多佳子 初期化されたり/小塩卓哉 室見川のへり、月の方角/竹中優子 切れ間/川上まなみ ONE&ONLY/瀬口真司 ■BR 書評 小島なお『卵降る』  大森静佳 澤村斉美『龍の眠つてゐた跡』 堀静香 山下泉『光の肖像』  彦坂美喜子 なみの亜子『ねじ花』 松村正直 鮫島満『虎耳草』 小池正博 桑原正紀『麦熟るるころ』 門脇篤史 藤井柊太『パースペクテイブ』 嶋稟太郎 ■連載 イヌイとイマイ vol.4/乾遥香×今井恵子 芭蕉の発明 vol. 10 秋声型と花袋型/髙柳克弘 現代短歌衰亡記 第8回 オーデン、茂吉、宏之/山田富士郎 隔月時評 近代短歌と「テクスチャー」/菅原百合絵 前号作品評 鉄線とブッソウゲ/重吉知美 第一歌集ノオト 楠 誓英 ■コラム 変じゃない?  二題/千々和久幸 第一歌集の頃 はじまりは螢/日高堯子 推敲ビフォー・アフター/花山周子 ■Challenge10 黒瀬珂瀾 選/瀬戸夏子 選 ■読者歌壇 吉田直久 選/栗木京子 選

  • 現代短歌新聞2026年7月/172号

    ¥300

    1面 [インタビュー]関東平野にたゆたえども沈まず。/久保田登 [現代の作家]時の扉/上川原緑        黙禱はじむ/西野國陽 2面 熱き無頼派に捧ぐー及川隆彦氏を悼む/加藤英彦 [7月のうたのヒント]笹川諒 3面 [歌壇時評]及川隆彦、短歌史、外堀/廣野翔一 [薫風自南来]日高智(ポトナム) 4-6面 [作品5首]長崎県の歌人 7面 [推敲アドバイス]70/吉川宏志 [選び直し百人一首]016 大伴旅人/林和清 8面 [短歌文法道場]60 一字空けの使用/小塩卓哉 [海外詠の潮流]3 小郭家の潮州・大武山/服部崇 [現代川柳散策]12 悪意の川柳/小池正博 9面 [二秒後の口語]28 ないあるある/平岡直子 [現代俳句採集]35 見える王冠と見えない王冠/佐藤文香 10-11面 [読者歌壇]島田修三 選/春日いづみ 選 12-14面 [書評] 栗木京子『夢のあとさき』/桑原正紀 西堤啓子『パンダがいて青かった芝生』 /鈴木英子 髙柳蕗子『雑霊のシナプス』/大松達知 藤井柊太『パースペクティブ』 /内山晶太 雁部貞夫『骨酒』/久々湊盈子 福島泰樹『下谷万年町物語』/松尾祥子 内藤明著『武川忠一』/三枝浩樹 横山季由『今年こそ』/生沼義朗 『アヲハリズム 荻原裕幸初期短歌選集』/正岡豊 菊池孝彦『孤帆』/佐野督郎 田村穂隆『霧に貌』/花山周子 飛高敬『風の影』/桜井健司 15面 [歌壇トピックス]迢空賞贈呈式/短歌研究賞 [結社動静]「地中海」全国大会/岡山巌賞/花實賞 16面 [全国歌壇ニュース] [四コマ]エア歌人さん

  • 岡野はるみ『朱色の点描』

    ¥2,750

    「近くに川があるのですか」と訪れた人のことばに流れ出す川 「近くに川があるのですか」と尋ねられたことで、それまで意識していなかった川が生まれ、水が流れ始める。現実を変えるこうした言葉の力を知っているからこそ、作者は歌を詠むのだろう。本を読むのが好きだった作者が短歌と出会い、今度は自分の言葉によって新たな世界を作り、この一冊を生み出したのだ。        松村正直 2012年以降14年間の作品348首を収録する注目の第一歌集。 映像の焚き火に見入ってしまう夜 それはわたしの火ではないのに 輪郭がきのうと違う過ぎてからわかる極まりさくら花びら 撫でられて人の痛みを引き受ける摩耗のうさぎ また撫でられて 宴会も半ばすぎればそれぞれのグラスは行きたいところに集う それならばしかたないねとつぶやいて許しているのは猫かもしれず

  • 古澤りつ子『ほどけゆく春』

    ¥2,970

    最愛の母の死、売られゆく故郷の家、コロナの憂い。 瓦礫に立つ兵士は月を見上げ、魚たちは水槽で涙を流す。 耐えるほかない季節ののち、聖歌が波となって湖に打ち寄せ、 みずからをほどき、すべてをほどくかのように、みちのくの春は訪れる――。 繊細を究める言葉選びで日々を受け止めた第二歌集。 戦場の瓦礫に立ちてストロベリームーン見上ぐる兵士もいんか 魚らの涙も混じる水ならん水槽のみず替えつつおもう 屋上の観覧車から見渡せる世界が全てだったかの日よ 雪解けの水さらさらと放たれて榛の林にほどけゆく春 礼拝の静けさに似る春の湖【うみ】聖歌のように波は寄せ来る

  • 現代短歌新聞2026年6月/171号

    ¥300

    1面 [インタビュー]時を待ち言葉を待ちて棒立ちの我に降り来よ未来の言葉/春日真木子 [現代の作家]花も光も/屋良健一郎          黒い歌碑/伊波瞳 2面 沖縄の明治期の詩歌人 摩文仁朝信を追って/川満節子 [6月のうたのヒント]宮凪舞 3-5面 [作品5首]沖縄県の歌人 6面 [歌壇時評]「世代」じゃなくてもいいが/廣野翔一 [薫風自南来]青戸紫枝(濤声) 7面 [短歌文法道場]59 括弧の使い方/小塩卓哉 [海外詠の潮流]2 中南米の生活詠/服部崇 [現代川柳散策]11 まつりぺきん/小池正博 8面 [推敲アドバイス]69/吉川宏志 [選び直し百人一首]015 山上憶良/林和清 9面 [二秒後の口語]27 顔は光らない/平岡直子 [現代俳句採集]34 教わる幸せ/佐藤文香 10-11面 [書評] 馬場あき子『アスパラの芽立ちするころ』/富田睦子 中本昭恵『砥と刃』/高山邦男 松村正直著『啄木ごっこー多面体の肖像』/髙良真実 佐田公子著『キーワードで読む栗木京子』/前田康子 鮫島満『虎耳草』/門脇篤史 金子貞雄『時のクレバス』/古谷円 田中あさひ著『近代芸術の光と影 岡本かの子と伝説の男たち』/松平盟子 『加藤治郎アンソロジー1』/小川優子 12-13 [読者歌壇]島田修三 選/春日いづみ 選 14面 [結社動静]塚本邦雄研究の会/「曠野」四十周年/まひる野賞/やまなみ賞 [壇論風発] 15面 [歌壇トピックス]日本歌人クラブ各賞贈呈式/日本短歌雑誌連盟各賞/筑紫歌壇賞 16面 [全国歌壇ニュース] [四コマ]エア歌人さん

  • 内藤明著『武川忠一 ー揺れるたましい 戦後のゆくえー』

    ¥1,980

    著者が武川忠一について四十余年にわたり書き継いだ論考集。100首選を付す。 「武川は自らの中に矛盾と混沌を抱え、揺れながら己を通そうとした人であり、厳しさと優しさ、流行と不易を備えもった人であった。戦後八十年を経過して世界が壊れていく現在、武川忠一を読み直して次の世代につなげたく、また何より自らの心覚えとして、本書をまとめた次第である」 (後記より)

  • 西堤啓子『パンダがいて青かった芝生』

    ¥2,970

    ウィルス性脳炎の後遺症により高次脳機能障害を発症した夫。やさしかった夫がある日突然、暴力をふるいはじめ、悩み苦しむ日々を支えたのは短歌だった。二〇二一年以降の作を収めた第三歌集。 「歌は、自分を客観的にみる視点を与えてくれる〝悲しみの器〟であり、 そのときどきの、それでもかけがえのない家人の姿をとどめる道具である。」(「あとがき」より) 目の前にいるけれどいないあいまいな二人称の死 病のあとに 好きで病になったわけではない君の罵詈はコーヒークリームにする 鎖されたモンゴメリーの晩年を聞けばアン泣くわたくしも泣く

  • 現代短歌№115

    ¥1,100

    ■巻頭作品20首 春雪/古谷智子 畑中に/上妻朱美 知らない草/生田亜々子 ソナチネ/笹川諒 風絡む/宮凪 舞 ■特集 追悼 浜田康敬/斎藤すみ子 浜田康敬「成人通知」50首 全篇 解放―浜田康敬『望郷篇』を読むー/染野太朗 浜田康敬50首抄/伊藤一彦選 望郷と家族/伊藤一彦 一首評/松村由利子 狩峰隆希 上川涼子 志垣澄幸 山下翔 現代歌人集会賞創設前夜/永田和宏 斎藤すみ子『劫初の胎』50首抄/江戸雪選 もち得てしまった「胎」を/江戸雪 「直線路」からの歩み/大塚寅彦 斎藤すみ子50首抄/大塚寅彦選 一首評/堀田季何 淀美佑子 大沢優子 川田茂 吉野裕之 ■作品連載24首 バックヤード/清水正人 直感/山木礼子 裏庭を守る人、廃屋のそばで/目黒哲朗 光/睦月 都 〈想起〉Ⅳ/上篠 翔 ■BR 書評 菅野朝子『花巡る』 /平田俊子 齋藤芳生『牡丹と刺繍』/和合亮一 瀬口真司『BEAM』 /魚村晋太郎 吉川宏志『一九七〇年代短歌史』/桑原憂太郎 瀬戸夏子『クリスマス・イブの聖徳大使』 佐々木朔 ■連載 イヌイとイマイ vol.3/乾遥香×今井恵子 芭蕉の発明 vol. 9 俳句の限界と可能性/髙柳克弘 現代短歌衰亡記 第7回 縮む自己と膨らむ自我/山田富士郎 隔月時評 震災詠と歌の二重性/菅原百合絵 前号作品評 八十年の桜/重吉知美 第一歌集ノオト 楠 誓英 ■コラム 変じゃない?  貧者の一灯/大井学 第一歌集の頃/小島なお 推敲ビフォー・アフター/石川美南 ■Challenge10 黒瀬珂瀾 選/瀬戸夏子 選 ■読者歌壇 吉田直久 選/栗木京子 選

  • 現代短歌新聞2026年5月/170号

    ¥300

    1面 [インタビュー]弱小で非力な詩形に居直る。/桑原正紀 [現代の作家]春川わたる/明石雅子          ベランダの風/内田弘 2面 旭川市の地方結社の節目として/桑原憂太郎 [5月のうたのヒント]山田航 3-5面 [作品5首]北海道の歌人 6面 [歌壇時評]装幀展と紙の危機/廣野翔一 [薫風自南来]足立敏彦(新墾) 7面 [短歌文法道場]58 ルビの振り方/小塩卓哉 [海外詠の潮流]1 冬野の上海/服部崇 [現代川柳散策]10 吊橋の快楽/小池正博 8面 [推敲アドバイス]68/吉川宏志 [選び直し百人一首]014 山部赤人/林和清 9面 [二秒後の口語]26 濡れた写真/平岡直子 [現代俳句採集]33 句集は羽ばたく/佐藤文香 10-11面 [書評] 奈賀美和子『時のほとり』/内藤明 升田隆雄『潮流』/柴田典昭 三島麻亜子『ゆふぐれの視座』/三田村広隆 高野公彦・小島ゆかり・桑原正紀・水上比呂美・田宮朋子著『宮柊二 言の葉の泉』/恩田英明 梶原さい子著『震災短歌ノート 東日本大震災ののちに』/本田一弘 伊藤一彦著『古樹を想へ 伊藤一彦の講演・対談・短歌』/狩峰隆希 清水あかね著『富岡冬野 われを見知らぬ街にきて』/古谷智子 河田育子著『古典の小筥』/今井千草 12-13 [読者歌壇]島田修三 選/春日いづみ 選 14-15面 [結社動静]空穂会/良道忌短歌大会/塔短歌賞 [歌壇トピックス]日本歌人クラブ大賞/現代歌人協会賞/齋藤茂吉短歌文学賞/詩歌文学館賞/迢空賞/前川佐美雄賞/短歌研究新人賞 16面 [全国歌壇ニュース] [四コマ]エア歌人さん

  • 藤井柊太『パースペクティブ』

    ¥2,750

    どうしてもこれを推さなければ、という焦燥感に駆られながら、 現代短歌社賞の選考会でこの作品を一位に推した。 その焦燥感にまだ駆られつづけている。      平岡直子 サイゼリヤのテーブルに、窓ガラス越しに降ってくる光のように、 少しせつなく、そして少し痛々しい。とはいえ、痛々しいなどと 言ってほしいわけではないとも思う。       正岡 豊 自分が他ならぬ自分自身でしかありえないこと、が鮮明に、 具体的な質量をもって立ち現れてくる。自己の積年を見つめる、 「歴史」の歌集なのである。          鈴木ちはね 第12回現代短歌社賞で平岡直子は満点を付けた。 しずかな衝撃が走るデビュー作。 炭酸水買ってきてよと頼まれて歴史のように買い忘れてく みらべるで買い物したい叶いそうな夢ほどかなわないものだから ポケットであたためていた逆光に「雑木林」ともう一度言う 花小金井の花の部分に住めたなら生きてあなたと養蜂でもして 順光線 生い立ちはすべて幻の堤防からのパースペクティブ

  • 現代短歌新聞2026年4月/169号

    ¥300

    1面 [インタビュー]名にし負ふ駿河台匂の花の香を聞けば思ほゆ中靜勇/恩田英明 [現代の作家]ゆるしてあげる/畑谷隆子          如月の朝/日高智 2面 歴史の中にー近藤芳美没後二十年/大田美和 [4月のうたのヒント]松本千恵乃 3面 [歌壇時評]百首会と髙瀨一誌/廣野翔一 [薫風自南来]本土美紀江(好日) 4-5面 [作品5首]京都府の歌人 6-8面 [書評] 齋藤芳生『牡丹と刺繍』/花山多佳子 佐藤理江『ドアノブだつたら屈んで拾う』/内山晶太 杉本明子『窓に待つ』/前田康子 澤村斉美『竜の眠つてゐた跡』/中川佐和子 菅野朝子『花巡る』/堀 静香 君山宇多子『涵養の地』/森本平 浜口美知子『不如帰いづこ』/古谷円 服部真里子著『あなたとわたしの短歌教室』/染野太朗 吉川宏志著『一九七〇年代短歌史』/土井礼一郎 尾﨑朗子『のばらのいばら』/花山周子 伊勢方信『スノームーン』/高山邦男 田和明『オイラーの等式』/森川多佳子 9面 [推敲アドバイス]67/吉川宏志 [選び直し百人一首]013 高市黒人/林和清 10-11 [読者歌壇]島田修三 選/春日いづみ 選 12面 [短歌文法道場]57 接尾語「み」の用法/小塩卓哉 [現代川柳散策]9 大阪のかたち/小池正博 [短歌の小道具一〇〇選]100 私/藤島秀憲 13面 [二秒後の口語]25 花粉語/平岡直子 [現代俳句採集]32 「ゐる」ということ/佐藤文香 14-15面 [歌壇トピックス]読売文学賞贈賞式/小野市詩歌文学賞/島木赤彦文学賞 [結社動静]「短歌人」一〇〇〇号記念祝賀会/佐々木漕『天飛む』を読む会 16面 [全国歌壇ニュース] [四コマ]エア歌人さん

  • 奈賀美和子歌集『時のほとり』

    ¥2,970

    山霧はしづかに視野を閉ざしたりいづれともなく手を繫ぎたり 上田三四二に見出され、川島喜代詩に師事し、 尾崎左永子と行動を共にした著者の第七歌集。 堺南部の里地里山に、亡き夫を傍らに語る言葉は、 写生の骨格をもちながら、静謐な一行詩となった。 ひたすらに水がみづ追ふ流れ見ゆ瀬音のふいに高まるところ 三百の実をおろしたる柿一樹冬日に平ぶごとく立ちをり 遠近【をちこち】に夕べしきりに聞こえくる鴉を生きる鴉らのこゑ ものの影ゆるまぬ今宵の月あかり影先立てて散るひと葉見ゆ 土深く拳【こぶし】つくりてゐしごとき大和芋とどく二つ三つほど 総ルビを振るがごとくに散る桜わが抒情詩の翳を照らして ひとすぢの狼煙【のろし】あげたき思ひのすこの丘原のひとつ隆起に

  • 現代短歌№114

    ¥1,100

    ■巻頭作品20首 寒月/志垣澄幸 湖心/久保田登 おもざし/辰巳泰子 花を語るべからず/堂園昌彦 ヨルムンガンド/藤井柊太 ■特集 島木赤彦ドリル50題-没後100年- 鍛錬道と寂寥相/大辻隆弘 島木赤彦ドリル50題/大辻隆弘編 ドリル正解(一首鑑賞)/三井修 久々湊盈子 雁部貞夫 今野英山 上川涼子 門脇篤史 髙橋克 鮫島満 大山敏夫 一ノ瀬理香 吉田直久 ■作品連載24首 二月の風/花山多佳子 皆の衆/小塩卓哉 予感/江戸雪 諦めやすい月/竹中優子 如月の風貌/川上まなみ ■BR 書評 奥田亡羊全歌集『ぼろんじ』/服部崇 谷岡亜紀『ホテル・パセティック』/嵯峨直樹 吉田恭大『フェイルセーフ』/花山周子 髙良真実著『みんなの近代短歌』/土井礼一郎 ■連載 イヌイとイマイ vol.2/乾遥香×今井恵子 芭蕉の発明 vol. 8 夕飯時の笑い/髙柳克弘 現代短歌衰亡記 第6回 茂吉解凍/山田富士郎 歌壇時評 ツグミの歴史、歌の歴史/菅原百合絵 前号作品評 十五年の風/重吉知美 第一歌集ノオト 楠 誓英 ■コラム 変じゃない?  そのままでいるために/北山あさひ 第一歌集の頃/高山邦男 推敲ビフォー・アフター/山階基 ■Challenge10 黒瀬珂瀾 選/瀬戸夏子 選 ■読者歌壇 吉田直久 選/栗木京子 選

  • 現代短歌新聞2026年3月/168号

    ¥300

    1面 [インタビュー]「おのがじし」を支える空気を大事にしたい。/生沼義朗 [現代の作家]水/高木佳子          カンボジア復興支援/今野金哉 2面 浜田康敬の故郷と望郷/伊藤一彦 [3月のうたのヒント]逢坂みずき 3面 [歌壇時評]継承型の新人たちへ/廣野翔一 [薫風自南来]小笠原嗣朗(あけび) 4-5面 [作品5首]福島県の歌人 6-8面 [書評] 山下泉『光の肖像』/池田裕美子 大口玲子『スルスムコルダ』/山木礼子 なみの亜子『ねじ花』/田村元 小島なお『卵降る』/染野太朗 平山良明『おもろの森から』/名嘉真恵美子 桑原正紀『麦熟るるころ』/加藤英彦 荒川梢『火をよせる』/遠藤由季 渋沢たまき『単独走者』/栗木京子 恩田英明『鳶がくる』/さいかち真 土居文恵『檸檬荘』/荻原裕幸 間瀬敬『九万里』/平井俊 髙良真実著『みんなの近代短歌』/野川りく 9面 [推敲アドバイス]66/吉川宏志 [選び直し百人一首]012狭野茅上娘子/林和清 10-11 [読者歌壇]島田修三 選/春日いづみ 選 12面 [短歌文法道場]56 慣用句の使い方/小塩卓哉 [現代川柳散策]8 アルバトロス/小池正博 [短歌の小道具一〇〇選]99 白/藤島秀憲 13面 [二秒後の口語]24 同じ顔/平岡直子 [現代俳句採集]31 川柳、躑躅の時代へ/佐藤文香 14-15面 [歌壇トピックス]若山牧水賞授賞式/佐藤佐太郎短歌賞・現代短歌社賞・BR賞授賞式/角川短歌賞贈呈式/歌壇賞授賞式 [結社動静] 16面 [全国歌壇ニュース][作品募集][催し案内][四コマ]エア歌人さん

  • 菅野朝子歌集『花巡る』

    ¥2,970

    しばらくを倚子に依れども能登の酒尽きる頃密かにいなくなる山百合ひとつ咲かせながらに かつて岡井隆率いる朗読会で注目を集めた歌人、菅野朝子。長い沈黙を経て、ふたたび歌を作り始めたとき、いくつかの歌は不可解なリズムを有していた。どこか仏足石歌や長歌を思わせる一首一首の声が、濃密な音楽の流れとなってこちらに向かってくる。身体の中から噴きだすような重い言葉の流れが、短歌の韻律を壊そうとするのだ。枯れないという凄絶な悲しみに、私は圧倒されるばかりであった。 佐伯裕子 否(ノン)だけはやけにはっきり言うじゃない 皿に置きざりのフォアグラ ああきみはかぐわしき御者夜をまとい星をまといて雪はこび来し されど愛恋れもんのさまに絞りぬくゆめわたくしを蜜と思うな 〈歌と女と、いやいや、をんなと歌なのだ、辛き地上を去るその日まで〉(『ヴォツェック/海と陸』)と詠った岡井隆こそは、菅野朝子の師であった。相聞なき時代に、感情の残高のほぼ全額を相聞に賭けた、さにつらう第三歌集。

  • 齋藤芳生歌集『牡丹と刺繍』

    ¥2,970

    泣いているわたくしたちに金継ぎを施すように春の光は 中東で働いた若き日々、福島での生活、塾で教える子どもたち。 この三角形のなかで、歌人は、〈わたくしたち〉の世界をひらこうとする。 第七回佐藤佐太郎短歌賞受賞『花の渦』以後の作品を収録する第四歌集。

  • 現代短歌№113

    ¥1,100

    ■巻頭作品20首 走泥紋/高木佳子 波になる/梶原さい子 これは記憶ではない/斉藤斎藤 昭和に建ちしもの―青森県東方沖地震 /梅内美華子 六号線と光る馬/和合亮一 ■特集 特集 震災15年 十五歳になるきみへのメモ/帷子耀. 〈かわいそう〉その後/鳥居 こころのおく/福田若之 アンソロジー 東日本大震災後の自選10首+エッセイ/ 浅野大輝 遠藤たか子 近江瞬 逢坂みずき 大口玲子 大衡美智子 加藤英彦 川野里子 越田勇俊 小林真代 駒田晶子 今野金哉 斉藤梢 齋藤芳生 佐藤通雅 佐藤涼子 高野公彦 田中濯 田宮朋子 田宮智美 花山周子 本田一弘 三浦こうこ 吉川宏志 吉田信雄 ■第12佐藤佐太郎短歌賞受賞後第一作  「干し柿」30首/山中律雄 ■作品連載24首 抜き菜/清水正人 赤坂/山木礼子 忘れたころに/目黒哲朗 冬の定理/睦月都 〈間奏/Intermezzo〉/上篠翔 ■BR 書評 阿木津英『草一葉』 /藤井貞和 一ノ関忠人『欅、その他』/三枝浩樹 三潴忠典『曲がらなければ伊勢まで行ける』/石川美南 上川涼子『水と自由』/林浩平 ■連載 【新】イヌイとイマイ/乾遥香×今井恵子 芭蕉の発明 vol. 7俳句の海へ、ダイブする/髙柳克弘 現代短歌衰亡記 第5回 斎藤茂吉の二度目の死/山田富士郎 歌壇時評 全歌集という単位/菅原百合絵 前号作品評 わが内にもある/重吉知美 第一歌集ノオト 楠 誓英 ■コラム 第一歌集の頃/松村正直 推敲ビフォー・アフター/染野太朗 変じゃない?  歌壇にもバリアフリーを/平尾勇貴 ■Challenge10 黒瀬珂瀾 選/瀬戸夏子 選 ■読者歌壇 吉田直久 選/栗木京子 選

  • 現代短歌新聞2026年1月/166号

    ¥300

    1面 [インタビュー]詩語を生きる。/上川涼子 [現代の作家]島原船津/山下 翔          非在の風/菅原百合絵 2面 ディストピアへー回顧と展望/坂井修一 [1月のうたのヒント]今野英山 3面 2025年の収穫歌集/内山晶太+大森静佳 4-7面 [作品5首]午年の歌人 8面 賀詞交換広告 [結社動静] 9面 [歌壇時評]これまでの潮流も話したい/廣野翔一 [薫風自南来]富田睦子(まひる野) 10面 [二秒後の口語]22 乗りたくないよね/平岡直子 [現代俳句採集]29 ムードを嗅ぐ/佐藤文香 [新刊案内] 11面 [短歌文法道場]54 接尾語の働き/小塩卓哉 [現代川柳散策]6 新年の川柳/小池正博 [短歌の小道具一〇〇選]97 拾いもの/藤島秀憲 12-13面 [読者歌壇]島田修三 選/春日いづみ 選 14面 [推敲アドバイス]64/吉川宏志 [選び直し百人一首]010 高市皇子/林和清 15面 [歌壇ニュース] 現代短歌大賞授賞式/現代歌人集会秋季大会/他 16面 [全国歌壇ニュース] [四コマ]エア歌人さん

  • 第12回佐藤佐太郎短歌賞/第13回現代短歌社賞/第6回BR賞 授賞式・祝賀会

    ¥10,000

    日時:2025年1月18日(日) 16:00-17:00授賞式/17:00-17:30講話「佐藤佐太郎の思い出」菊澤研一/17:30-19:30(祝賀会) 場所:エースホテル京都「ベルビュー」 参加費:10,000円 備考:授賞式のみのご参加は原則としてできません。 申込方法:①氏名②郵便番号・住所③電話番号④ご所属(結社等)を明記し、メール、FAX、官製はがきのいずれかで「現代短歌社 授賞式係」宛にお申込み下さい。

  • 現代短歌新聞2025年12月号/165号

    ¥300

    現代短歌新聞2025年12月/165号 1面 [インタビュー]参加費五〇〇円のイベントにこだわる。/屋良健一郎 [現代の作家]われはまた/奈賀美和子          燦燦/伊藤一彦 2面 眼光紙背に徹すー神作光一先生を悼む/三友さよ子 [12月のうたのヒント]恒成美代子 3面 [歌壇時評]アンソロジーへの所感/廣野翔一 [薫風自南来]大松達知(コスモス) 4-8面 [作品5首]アンソロジー 八十代の歌人 9面 [二秒後の口語]21 ポケット考/平岡直子 [現代俳句採集]28 れんこんの旬/佐藤文香 [新刊案内] [作品募集] 10-11面 [書評] 春日真木子『宇宙卵』/結城千賀子 苅谷君代『視野が飛ぶ』/桜井健司 平井弘『羊をいつぴき』/土岐友浩 一ノ関忠人『欅、その他』/内藤明 瀬戸夏子著『クリスマス・イヴの聖徳太子』/正岡豊 桑原正紀著『ようこそ、歌の世界へ』/大西久美子 田宮朋子『光に濡れる』/和嶋勝利 山田吉郎『丹沢風日抄』/古谷円 12面 [短歌文法道場]53 接頭語の働き/小塩卓哉 [現代川柳散策]5 実朝の首/小池正博 [短歌の小道具一〇〇選]96 何月何日/藤島秀憲 13面 [推敲アドバイス]63/吉川宏志 [選び直し百人一首]009 柿本人麻呂/林和清 14-15面 [読者歌壇]島田修三 選/春日いづみ 選 16面 [全国歌壇ニュース] [四コマ]泥珈琲さん

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