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近現代短歌語誌[鮫島満/著]
¥5,500
斎藤茂吉の創作の秘密の一つは、造語を含むクセの強い語彙にあった!近現代短歌に現われた、辞書にも載っていないクセの強い言葉1018語を豊富な用例とともに解説した労作。 短歌作家が一つの工夫として行っていた造語が私の見方では昭和半ばごろからあまり見られなくなっている。(略)現代短歌はいま表現面、内容面において岐路にさしかかっているようにも思われる。本書は、短くくだいて言えば、近代短歌から現代短歌への流れの中で用いられていた言(コト)のあれこれということになる。(「まえがき」より) 定価:5500円(税込) 判型:A5判ソフトカバー 頁数:496頁 ISBN:978-4-86534-381-6 発行日:2021年11月18日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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『川島喜代詩の添削』[山中律雄 著]
¥3,520
川島喜代詩の添削 山中律雄 著 佐藤佐太郎門下から出て独自の歌境を切り開いた川島喜代詩。 「没すべき細部」等、その歌論の本質は、添削にみずみずしく表れる。 著者が若き日に受けた添削の実例を通し、うたとは何かを問い直す。 (帯より) 定価:3,200円(税別) 判型:四六判ハードカバー 頁数:238頁 ISBN:978-4-86534-340-3 発行日:2020年9月20日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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千代國一の短歌[横山岩男/著]
¥7,700
「国民文学」誌上に13年にわたり連載された作品合評「千代國一作品研究」。評者の一人として筆を擱くことのなかった著者の筆跡をまとめて一書とした。千代國一の秀歌900首を鑑賞しながら、その豊かな作品世界をすみずみまで案内。初二句索引、千代國一年譜を付す。 定価:7000円(税別) 判型:四六判変型ハードカバー函入り 頁数:512頁 ISBN:978-4-86534-236-9 発刊日:2018年8月21日 発行:現代短歌社
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九州の歌人たち[阿木津英・黒瀬珂瀾・五所美子・恒成美代子・馬場昭徳/企画編集]
¥2,750
九州が誇る多くの歌人のうち2000年以前に没した二十五人の生涯と作品世界、加えて三つの歌人群像を概観し、その代表歌を手軽にたのしめるアンソロジー。 [収録歌人]淺利良道/徳田白楊/金石淳彦/山口好/山本詞/岩本宗二郎/三苫守西・京子/西田嵐翠/中島哀浪/二宮冬鳥/持田勝穂/中村三郎/菊地剣/島田尺草/津田治子/伊藤保/宗不旱/黒木傳松/安永信一郎/桃原邑子/小野葉桜/森園天涙/東郷久義/浜田到/炭鉱の歌人たち/八幡製鉄所と門司鉄道局/檜の影短歌会 定価:2,500円(税別) 判型:四六判ソフトカバー 頁数:360頁 ISBN:978-4-86534-227-7 発刊日:2018年3月10日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院(gift10叢書第9篇)
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『キリンの子』を読む[鳥居歌集を読むつどい実行委員会 編]
¥1,650
現代短歌に異星人のごとく出現した歌人・鳥居。異例のベストセラーとなった歌集『キリンの子』を読むつどいが2016年暮れの京都で開かれた――。「思い出すと胸が暖かくなるような会」と鳥居がふりかえるこのつどいの模様を完全採録。 岡井隆の『キリンの子』論と30首選、鳥居へのインタビューを併せて収録。 定価:1,500円(税別) 判型:四六判変形ソフトカバー 頁数:224頁 ISBN:978-4-86534-222-2 発行日:2017年12月14日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院(gift10叢書第7篇)