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現代短歌 2022年3月号
¥1,100
現代短歌 2022年3月/89号 定価:1,100円(税込) 2022年1月16日発売 B5判/144頁 年間講読料:6,000円(送料・税込) ご注文はメールまたはお電話でも承ります。 info@gendaitankasha.com 075-256-8872 隔月刊(奇数月) ------ 内容 ------ ☆巻頭作品50首 「百舌逃げ百舌を百舌が追ふ」 永田和宏 ☆短歌歳時記 如月から弥生 永田紅 ☆特集 永田和宏の現在 ・河野裕子を詠む永田和宏を読むということ 瀬戸夏子 ・二つの「死後の時間」 今井恵子 ・インタビュー(Ⅰ) 「永田和宏の方法」 聞き手 土岐友浩 ・内実をめぐって 正岡豊 ・全歌集解題 『メビウスの地平』浅野大輝 『黄金分割』鈴木晴香 『無限軌道』帷子つらね 『やぐるま』藤田千鶴 『華氏』佐藤涼子 『饗庭』竹内亮 『荒神』廣野翔一 『風位』田村穂隆 『百万遍界隈』濱松哲朗 『後の日々』平出奔 『日和』山内頌子 『夏・二〇一〇』河野美砂子 『午後の庭』田宮智美 『某月某日』小林真代 『置行堀』沼尻つた子 ・わたしとは何か 染野太朗 ・俳句作品 「アカペラの 永田和宏歌集『置行堀』に寄せる極私的京都ラプソディ」 閒村俊一 ・インタビュー(Ⅱ) 「言葉の危機」 聞き手 澤村斉美 ☆作品連載24首 ・「凋落」 大室ゆらぎ ・「本と風景―影」 佐藤弓生 ・「マテリアル」 宇都宮敦 ・「聖歌」 染野太朗 ・「まだ夜ではない」 川島結佳子 ☆書評 高野公彦『水の自画像』 水原紫苑 山崎聡子『青い舌』 とみいえひろこ 山木礼子『太陽の横』 平岡直子 西藤定『蓮池譜』 内山晶太 黒瀬珂瀾『黒燿宮』 山田航 ☆連載 ・うみやそらとも―実朝断章[3] 小池昌代 ・呪神礼讃[6] 添田馨 ・幻象録[13] 川野芽生 ☆歌壇時評 楠誓英 ☆前号作品評 飯田彩乃 ☆リレーエッセイ 「月で読む本」小野田光 ☆第一歌集ノオト 魚村晋太郎 ☆読者歌壇 荻原裕幸選
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山下翔歌集『meal』
¥2,200
SOLD OUT
gift10叢書第41篇 「食べることがとにかく楽しみである。食べること抜きに人生というものを考えることはできない。」(「後記」より) 食べては詠み、詠んでは食べる。その旺盛な食欲と創作欲が子規をも彷彿させる、山下翔の第2歌集。 ぬるい寿司腹へおとしてかすかある酢飯のにほひ夏を濃くする 家にひとつの家の味あるかなしみをお盆が来ればおもひ出だしぬ 卵かけご飯が醬油の味だつたごはんの時間しあはせだつた 定価:2200円(税込) 判型:四六判ソフトカバー 頁数:332頁 ISBN:ISBN978-4-86534-387-8 発行日:2021年12月25日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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現代短歌新聞 2022年1月号
¥300
2022年1月5日発売タブロイド判/16頁 1部:300円(税込)/年間講読料:3,600円(送料・税込) •1面 [インタビュー] 黒瀬珂瀾 そこに娘がいて、からすうりが生っている 偶然性にただ圧倒されて歌う。 [現代の作家] 虎に喰はれろ/林和清 パンと葡萄酒/高尾文子 •2面 [回顧2021] 切り結ぶ詩形・短歌/藤原龍一郎 [視点] ダブル受賞に思う/川本千栄 •3面 [二〇二一年の収穫歌集] 歌で触れる世界/大松達知 アンソロジーも/佐伯裕子 •4~7面 [作品特集]寅年の歌人 •8面 [新刊案内] [結社動静] •9面 [作品時評]本田一弘 [12月のうたのヒント]鈴木和雄 •10面~11面 [読者歌壇]三枝浩樹/中川佐和子 選 •12面 [推敲アドバイス]16 省略する言葉の選択 ほか/吉川宏志 [短歌の筋トレ]10 顔・貌/小島ゆかり •13面 [短歌文法道場]6 反語の使い方/小塩卓哉 [短歌レッスン]58 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]49 夢/藤島秀憲 •14面 [読売文学賞の歌集]3 佐藤佐太郎『帰潮』/佐々木亜子 [辞世のうた]9 楠木正行/島内景二 •15面 [歌壇ニュース] [壇論風発] •16面 [全国歌壇ニュース] [催し案内] [作品募集] [四コマ]エア歌人さん【23】他
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『小島恒久全歌集』
¥6,600
19歳の被爆体験を作歌の原点とし、三池、水俣、知覧、沖縄等に心を寄せて詠み続けた小島恒久。既刊の『原子野』『晩禱』に未刊歌集『曙光』を加えた1983首を収録。 解説=雁部貞夫、随想=佐藤嘉一。 友さがし探しえざりし原子野にあきつ飛びゐき幻のごと カフカ愛せしミレナの灰も沈みゐむこのラーゲルの凍てし湖底に 駅弁のふたの飯つぶまづ食べる飢ゑの世を生きしわれら同期会 定価:6600円(税込) 判型:A5判上製函入 頁数:362頁 ISBN:ISBN978-4-86534-378-6 発行日:2021年12月18日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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永田和宏歌集『置行堀』
¥3,300
gift10叢書第40篇 人は誰しも、死者を抱えて生きている。 その死の意味を突き詰めるとき、 歌はアフォリズムのごとき静寂に充ちてゆく。 みずからを死者の眼で見つめる歌には ユーモアとペーソスが漂う。 この世に置いてきぼりにされた者のしんとした さびしさが立ち上がる第十五歌集。 妻と呼ばれてゐたころ人は明るくて竹箒はきはき使ひてゐたり 二人ゐて楽しい筈の人生の筈がわたしを置いて去りにき あなたにはなくてわたしにのみ続く死後とふ時間に水仙が咲く 男三人昼酒を飲む知らぬ間に死んでしまつたあの莫迦野郎 権力にはきつと容易【たやす】く屈するだらう弱きわれゆゑいま発言す 定価:3300円(税込) 判型:A5判ハードカバー 頁数:224頁 ISBN:ISBN978-4-86534-375-5 発行日:2021年11月12日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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三留ひと美歌集『美しき筥』
¥3,080
歌を作る者は多かれ少なかれ社会と繋がって生活をしている。そうであるからこそ、自ずと社会の動きを意識せずに詠まないではいられない。(「あとがき」より) 人界を捉える眼差しと言葉が独自の深まりをみせる第四歌集。 それぞれが自国のCOVID-19とたたかふを第三次世界大戦と呼ぶ ありありて陰画のごとき今となり人が人へと近づけぬとは セシウムといふ名に胸がつぶれたるあの長長しき三月のころ 定価:3080円(税込) 判型:四六判ハードカバー 頁数:184頁 ISBN:ISBN978-4-86534-384-7 発行日:2021年12月2日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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現代短歌新聞 2021年12月号
¥300
2021年12月5日発売タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) 現代短歌新聞2021年12月号 内容 •1面 [インタビュー] 花のある歌よりつぼみのある歌がいい。/外塚喬 [現代の作家] 札束で〈地方〉の頬を叩くな/北山あさひ 「し」/松木秀 •2面 [コラム] 追悼 蒔田さくら子 深き惟いに/川田由布子 [視点] 砂に埋めた歌集/兵頭なぎさ •3面 [作品時評]本田一弘 [12月のうたのヒント]森山晴美 •4面 [読売文学賞の歌集]2 佐々木亜子 [辞世のうた]8 島内景二 [新刊案内] •5~7面 [書評] 玉城洋子歌集『儒艮』/名嘉真恵美子 温井松代歌集『起伏』/長澤ちづ 加古敬子歌集『寒椿』/柴田典昭 中村ヨリ子歌集『おもあい』/伊勢方信 西藤定歌集『蓮池譜』/染野太朗 山木礼子歌集『太陽の横』/前田康子 立花開歌集『ひかりを渡る舟』/遠藤由季 白鳥光代歌集『風の草叢』/秋山佐和子 安部洋子歌集『続・西方の湖』/大西久美子 髙橋亜子歌集『伊吹嶺』/小川恵子 時田則雄著『樹のように石のようにⅡ―ポロシリ庵雑記帖―』/松村正直 •8~9面 [読者歌壇]三枝浩樹/中川佐和子 選 •10面 [推敲アドバイス]15 吉川宏志 [短歌の筋トレ]9 小島ゆかり •11面 [短歌文法道場]5 「らむ」と「む」の区別/小塩卓哉 [短歌レッスン]57 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]48 眼鏡/藤島秀憲 •12~14面 [作品特集]北海道の歌人 •15面 [歌壇ニュース] [結社動静] •16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [四コマ]エア歌人さん【22】他
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現代短歌 2022年1月号
¥1,100
現代短歌 2022年1月/88号 定価:1,100円(税込) 2021年11月16日発売 B5判/152頁 年間講読料:6,000円(送料・税込) ご注文はメールまたはお電話でも承ります。 info@gendaitankasha.com 075-256-8872 隔月刊(奇数月) ------ 内容 ------ ☆巻頭作品50首 「十一月の雨」谷岡亜紀 ☆特集 第8回佐藤佐太郎短歌賞 発表 受賞歌集 横山未来子『とく来りませ』 ・受賞のことば ・受賞作30首抄 ・選評 秋葉四郎 小島ゆかり 三枝浩樹 佐伯裕子 第9回現代短歌社賞 発表 受賞作 打矢京子「冬芽」、永井亘「静けさの冒険」 ・受賞のことば ・受賞作30首抄 ・選考座談会 阿木津英 黒瀬珂瀾 瀬戸夏子 松村正直 ・次席1篇30首抄、佳作8篇10首抄、候補作13篇8首抄 ☆作品連載24首 ・「蜘蛛の星の座」 東直子 ・「日々32 25から28」 藤島秀憲 ・「筋力 二〇二一年八月~十月」花山周子 ・「あかり」 嵯峨直樹 ・「ゴールデンタイム」北山あさひ ☆書評 ・福島泰樹『天河庭園の夜』小野田光 ・高島 裕『盂蘭盆世界』 奥田亡羊 ・佐藤モニカ『白亜紀の風』安里琉太 ☆連載 ・うみやそらとも―実朝断章[2] 小池昌代 ・呪神礼讃[5] 添田馨 ☆短歌歳時記 師走から睦月 齋藤芳生 ☆歌壇時評 楠誓英 【執筆スタート】 ☆前号作品評 飯田彩乃 ☆リレーエッセイ 「月で読む本」生田亜々子 ☆第一歌集ノオト 魚村晋太郎 ☆読者歌壇 荻原裕幸選 【選者交代第1回】
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落合直文歌集『萩之家歌集』
¥1,320
与謝野鉄幹、金子薫園、尾上柴舟らを育て、 近代短歌の源流となった落合直文。 没後刊行された『萩之家歌集』が 現代短歌社文庫の一冊として百年ぶりに復刊。 鯉にとて投げ入れし麩の力にもたちわかれたる浮草の花 あぶら絵に見たるが如きくれなゐの雲の中より夕日さすなり 砂の上にわが恋人の名をかけば波のよせきてかげもとどめず 定価:1320円(税込) 判型:文庫判 頁数:180頁 ISBN:ISBN978-4-86534-378-4 発行日:2021年10月20日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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現代短歌新聞 2021年11月号
¥300
2021年11月5日発売タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) 現代短歌新聞2021年11月号 内容 •1面 [インタビュー] 同世代の仲間と『現代短歌全集』を一巻からすべて読む。/横山未来子 [現代の作家] みみずの土/中根誠 手帳/米川千嘉子 •2面 [コラム] 落合直文の歌業〜生誕一六〇年に/三枝昻之 [視点] 短歌は定型詩です。/江田浩司 •3面 [作品時評]本田一弘 [11月のうたのヒント]吉岡正孝 •4面 [読売文学賞の歌集]1 佐々木亜子 ※新連載 [辞世のうた]7 島内景二 [新刊案内] •5~7面 [書評] 川野里子歌集『天窓紀行』/真中朋久 恒成美代子歌集『而して』/大森悦子 大塚洋子歌集『冬のつばさ』/結城千賀子 北野ルル歌集『ノベル』/今井恵子 佐藤モニカ歌集『白亜紀の風』/栗木京子 桜井健司歌集『平津の坂』/一ノ関忠人 田中律子歌集『森羅』/桑原正紀 三田三郎歌集『鬼と踊る』/染野太朗 三枝昻之著『跫音を聴く 近代短歌の水脈』/生沼義朗 来嶋靖生著『続 作歌相談室』/久我田鶴子 『伊藤一彦自選歌集―宮崎に生きる―』/道券はな 松村正直著『踊り場からの眺め 短歌時評集2011―2021』/中沢直人 •8~9面 [読者歌壇]三枝浩樹/中川佐和子 選 •10面 [推敲アドバイス]14 吉川宏志 [短歌の筋トレ]8 小島ゆかり •11面 [短歌文法道場]4 ルビの活用/小塩卓哉 [短歌レッスン]56 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]47 時計/藤島秀憲 •12~14面 [作品特集]茨城県の歌人 •15面 [歌壇ニュース] [結社動静] •16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [四コマ]エア歌人さん【20】他
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西藤定歌集『蓮池譜』
¥2,750
第8回現代短歌社賞受賞 gift10叢書第39篇 〈「栞」より〉 先行きの不透明な時代の中で、作者はこれからどう生きていくのか。 そして、作者の持つ知はどこへと向かうのか。(松村正直) どきどきするこの気分はたまらない。定型が出来事を見事なまでに心地よく 招いているから読者のわたしも便乗できる。(谷川由里子) 洒脱に遊んでみせながら、あくまでも従順で、真面目。いな、その遊戯性さえ 真面目さのうちだ。(川野芽生) 沈丁花 架空の文字を考えてそれが漢字に似てしまうまで 橄欖油ためらいがちに鍋へ落ちキリエ雨より海は生まれき 首都高の高さの窓で息をつくあいつはだめですと俺も言う 定価:2750円(税込) 判型:四六判ハードカバー 頁数:198ページ ISBN:978-4-86534-380-9 発行日:2021年9月28日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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中村ヨリ子歌集『おもあい』
¥2,750
会津を離れて夫の郷里の沖縄に移り住み、茶道教室を開く義母のもとで辛酸を嘗めた著者。やがて赦しへと至る心の軌跡が胸を打つ第一歌集。栞=松村正直/恒成美代子/米川千嘉子。 内地なら雪の点前にもてなすを花点前する沖縄二月 きょう床に据えたき花の一輪が有刺鉄線の向こうに咲けり 弟子たちの帰りしあとに夫と喫む薄茶たっぷりおもあいとせん 定価:2750円(税込) 判型:四六判ハードカバー 頁数:194ページ ISBN:978-4-86534-371-7 発行日:2021年9月28日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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現代短歌新聞 2021年10月号
¥300
2021年10月5日発売タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) 現代短歌新聞2021年10月号 内容 •1面 [インタビュー] 解釈可能なこの世界の、動かしがたい数字の魅力。/永井祐 [現代の作家] こころ果てなし/三川博 灯し火/福士りか •2面 [コラム] 長澤一作先生資料焼失の記/山谷英雄 [視点] 塚本邦雄論の時代/桜川冴子 •3面 [作品時評]本田一弘 ※執筆者交代第1回 [10月のうたのヒント]吉村彰子 •4面 [辞世のうた]6 島内景二 [新刊案内] •5~7面 [書評] 高野公彦歌集『水の自画像』/富田睦子 外塚喬歌集『鳴禽』/恩田英明 北辻一展歌集『無限遠点』/内山晶太 阿木津英著『アララギの釋迢空』/花山多佳子 小島ゆかり歌集『雪麻呂』/佐伯裕子 湯沢千代歌集『風鎮』/本木 巧 小澤婦貴子歌集『雪紐』/伝田幸子 檜山知子歌集『ゆずり葉』/秋葉静枝 福島泰樹歌集『天河庭園の夜』/加藤英彦 加藤治郎著『岡井隆と現代短歌』/松村正直 高島裕歌集『盂蘭盆世界』/大松達知 坂井修一著『森鷗外の百首』/田中 綾 •8~9面 [読者歌壇]三枝浩樹/中川佐和子 選 ※選者交代第1回 •10面 [推敲アドバイス]13 吉川宏志 [短歌の筋トレ]7 小島ゆかり •11面 [短歌文法道場]3 直喩と暗喩/小塩卓哉 [短歌レッスン]55 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]46 実/藤島秀憲 •12~14面 [作品特集]青森県の歌人 •15面 [歌壇ニュース] [結社動静] •16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [催し案内] [四コマ]エア歌人さん【20】他
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続作歌相談室[来嶋靖生/著]
¥1,980
短歌を続けるなかで遭遇するさまざまな悩みに真摯に答えた好評連載が現代短歌社新書に入集。勉強会のテキスト等に必携の一冊。 「辞書を引いたり、読み直したり、理解への努力はしましょう。しかしそれでもわからなければ、無理はしなくてよい。一首の難解歌のために無駄な時間を使う必要はありません。人の命には限りがあります。ソリの合わない歌とは早めに手を切ることをお勧めします。」(本書「わかるわからない」より) 定価:1980円(税込) 判型:新書判ソフトカバー 頁数:178頁 ISBN:978-4-86534-363-2 発行日:2021年8月24日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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北野ルル歌集『ノベル』
¥3,080
「七曜」「未来」に所属し、柏原千惠子、岡井隆に師事した著者の第三歌集。2001年以降の作を収める。古典や小説に親しむことで養われた想像力が巧まざるユーモアとなって徳島で暮らす日々を照らし出す。 ときのまの至福であるよ本持ちてだれもゐないときの長椅子 あと少し牛乳を加へてみむとする十【とを】の少女の批評に従ひ やがて長篇小説【ノベル】を読むことにさへ遠ざかるはかなき眼力体力がくる 定価:3,080円(税込) 判型:四六判ハードカバー 頁数:210ページ ISBN:978-4-86534-372-4 発行日:2021年9月10日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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現代短歌 2021年11月号
¥1,100
現代短歌 2021年11月/87号 定価:1,100円(税込) 2021年9月16日発売 B5判/152頁 年間講読料:6,000円(送料・税込) ご注文はメールまたはお電話でも承ります。 info@gendaitankasha.com 075-256-8872 隔月刊(奇数月) ------ 内容 ------ ☆巻頭作品50首 「遼遠」門脇篤史 ☆特集 第2回BR賞 発表 ・受賞作 小野田光「単純ではない日々にて」 ・選考座談会 内山晶太 江戸雪 加藤英彦 染野太朗 ・次席2篇 佳作6篇【全文掲載】 ・寄稿「いい書評とは?」 長田典子 坂井修一 吉川宏志 ☆評論 「短歌口語化の伏流水〜古語を使う人々」 川本千栄 ☆作品連載24首 ・「夏野行」 大室ゆらぎ ・「本と風景ー波」 佐藤弓生 【連載スタート】 ・「ミルキー」 宇都宮敦 ・「スペースQ」 染野太朗 ・「二の腕」 川島結佳子 【連載スタート】 ☆書評 ・平岡直子『みじかい髪も長い髪も炎』 佐藤文香 ・橋爪志保『地上絵』 矢野利裕 ・工藤玲音『水中で口笛』 清水亞彦 ・田村元『昼の月』 島田幸典 ・大下一真『漆桶』 前田康子 ・冬道麻子『梅花藻』 大辻隆弘 ・なみの亜子『そこらじゅう空』 小黒世茂 ☆連載 ・うみやそらとも―実朝断章 小池昌代 【新連載】 ・呪神礼讃[4] 添田馨 ・幻象録[12] 川野芽生 ☆短歌歳時記 神無月から霜月 奈賀美和子 ☆歌壇時評 田中槐 ☆前号作品評 飯田彩乃 【執筆スタート】 ☆リレーエッセイ 「月で読む本」井辻朱美 ☆第一歌集ノオト 魚村晋太郎 【執筆スタート】 ☆読者歌壇 久々湊盈子選
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現代短歌新聞 2021年9月号
¥300
2021年9月5日発売タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) 現代短歌新聞2021年9月号 内容 •1面 [インタビュー] 歌集をスポーツのように数値化して批評する。/小野田光 [現代の作家] まきこみサーブ/春日真木子 山ありて/来嶋靖生 •2面 [コラム] コロナ禍から生まれた豊かな作品群/高野公彦 [視点] 専門分野の役割と誇り/髙橋みずほ •3面 [作品時評]大辻隆弘 [9月のうたのヒント]五十嵐順子 •4面 [辞世のうた]5 島内景二 [新刊案内] •5~7面 [書評] 橋本喜典歌集『聖木立以後』/今野寿美 大下一真歌集『漆桶』/池田はるみ 田村元歌集『昼の月』/佐佐木定綱 藤原龍一郎著『赤尾兜子の百句』/江田浩司 山崎聡子歌集『青い舌』/江戸雪 小黒世茂歌集『九夏』/桑原正紀 河野小百合歌集『雲のにおい』/光本恵子 安田恭子歌集『山姥』/久々湊盈子 池田和彦歌集『疫の時代に』/小松昶 鈴木良明歌集『光陰』/上條雅通 島田暉歌集『戦あらすな』/林田恒浩 小間木玲歌集『鞦韆』/三川博 •8~9面 [読者歌壇]小池光/栗木京子 選 •10面 [推敲アドバイス]12 吉川宏志 [短歌の筋トレ]6 小島ゆかり •11面 [短歌文法道場]2 連用中止法/小塩卓哉 [短歌レッスン]54 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]45 球/藤島秀憲 •12~14面 [作品特集]香川県の歌人 •15面 [歌壇ニュース] [結社動静] [壇論風発] •16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [催し案内] [四コマ]エア歌人さん【19】他
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現代短歌新聞 2021年8月号
¥300
2021年8月5日発売タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) 現代短歌新聞2021年8月号 内容 •1面 [インタビュー] 一首一首に「ちょうどいい」と感じられる表現を心がける。/俵万智 [現代の作家] ウイズコロナの新常態/波克彦 浅草二〇二一/磯田ひさ子 •2面 [コラム] 五輪とことば/高木佳子 [視点] 研究と現代短歌の架橋/月岡道晴 •3面 [作品時評]大辻隆弘 [8月のうたのヒント]村山美恵子 •4面 [読みましたか?この一冊] 内藤明著『万葉集の古代と近代』/櫟原聰 [新刊案内] 【新連載】[短歌文法道場]1 体言止め/小塩卓哉 •5~7面 [書評] 佐佐木幸綱歌集『春のテオドール』/加藤孝男 秋山周子歌集『二十三階の窓』/前田康子 川本千栄歌集『森へ行った日』/桑原正紀 原田夏子歌集『白き病室』/藤原龍一郎 冬道麻子歌集『梅花藻』/生沼義朗 児玉三佳歌集『天与の色』/大西久美子 束村昭子歌集『歳華光』/久々湊盈子 浅羽英子歌集『蝶に魅せられて』/今井千草 宮田長洋歌集『無情の武蔵野』/高山邦男 田中成彦歌集『即興曲(アンプロンプチュ)』/大森悦子 賀島重利歌集『木曽川』/小川恵子 現代歌人協会編『二〇二〇年 コロナ禍歌集』/一ノ関忠人 •8~9面 [読者歌壇]小池光/栗木京子 選 •10面 [推敲アドバイス]11 吉川宏志 [短歌の筋トレ]5 小島ゆかり •11面 [辞世のうた]4 島内景二 [短歌レッスン]53 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]44 卵/藤島秀憲 •12~13面 [作品特集]広島県の歌人 •14面 [歌壇ニュース] [近詠一首] •15面 [結社動静] [年刊歌集] •16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [四コマ]エア歌人さん【18】他
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現代短歌 2021年9月号
¥1,100
SOLD OUT
現代短歌 2021年9月/86号 定価:1,100円(税込) 2021年7月16日発売 B5判/158頁 年間講読料:6,000円(送料・税込) ご注文はメールまたはお電話でも承ります。 info@gendaitankasha.com 075-256-8872 隔月刊(奇数月) ------ 内容 ------ ☆巻頭作品50首 「物の音」山下翔 「セゾン」坂井ユリ ☆特集 Anthology of 60 Tanka Poets born after 1990 ・60人による自選10首と最も影響を受けた1首 井上法子/菅原百合絵/坂井ユリ/鈴木ちはね/西村曜 のつちえこ/平井俊/山川築/山下翔/山中千瀬 小原奈実/川野芽生/久石ソナ/三上春海/松尾唯花 睦月都/廣野翔一/水沼朔太郎/山階基/西藤定 貝澤駿一/佐伯紺/榊原紘/佐々木朔/寺井龍哉 中山俊一/阿波野巧也/鈴木加成太/佐藤真美/立花開 道券はな/橋爪志保/浅野大輝/逢坂みずき/牛尾今日子 北村早紀/工藤玲音/中澤詩風/安田茜/海老原愛 川上まなみ/佐原キオ/乾遥香/田村穂隆/中武萌 越田勇俊/中野霞/初谷むい/平出奔/髙良真実 石井大成/岩瀬花恵/狩峰隆希/郡司和斗/神野優菜 浜﨑結花/帷子つらね/杉本茜/雪吉千春/川谷ふじの ・対談「このアンソロジーの読みをめぐって」大森静佳vs藪内亮輔 ☆作品連載 「パッチポケット」東直子 「日々32 21から24」藤島秀憲 「天候 二〇二一年五月〜六月」花山周子 「東京浄土2020」嵯峨直樹 「冒険」北山あさひ ☆書評 ・平井弘『遣らず』 土岐友浩 ・永井祐『広い世界と2や8や7』 牛尾今日子 ・髙橋則子『窓』 中津昌子 ・大口玲子『自由』 飯田彩乃 ・内藤明『万葉集の古代と近代』 吉川宏志 ☆連載 ・呪神礼讃 添田馨 ・幻象録 川野芽生 ☆短歌歳時記 葉月から長月 楠誓英 ☆歌壇時評 田中槐 ☆前号作品評 大松達知 ☆リレーエッセイ 「月で読む本」山田航 ☆第一歌集ノオト 生沼義朗 ☆読者歌壇 久々湊盈子選
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現代短歌新聞 2021年7月号
¥300
2021年7月5日発売タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) 現代短歌新聞2021年7月号 内容 ・1面 [インタビュー] この世界を、言葉によって組み換える。/川野芽生 [現代の作家] アラートが鳴る/藤野早苗 在宅勤務/吉田直久 ・2面 [コラム] 艸心忌 吉野秀雄と鎌倉と瑞泉寺/大下一真 [視点] 疫禍とユーモア/冨樫榮太郎 ・3面 [作品時評]大辻隆弘 [7月のうたのヒント]山本夏子 ・4~6面 [書評] なみの亜子歌集『そこらじゅう空』/林和清 平岡直子歌集『みじかい髪も長い髪も炎』/小島なお 工藤玲音歌集『水中で口笛』/梶原さい子 橋爪志保歌集『地上絵』/雲嶋聆 脇中範生歌集『水の切先』/岩尾淳子 内野光子歌集『野にかかる橋』/沢口芙美 花鳥佰歌集『逃げる!』/大熊俊夫 遠役らく子歌集『卒寿』/桜井京子 江田浩司詩歌集『律―その径に』/魚村晋太郎 髙柳克弘著『究極の俳句』/藤原龍一郎 蓮沼昭現代長歌集『日輪の沈黙』/喜多昭夫 後藤進歌集『地球のどこか』/小塩卓哉 ・7面 [推敲アドバイス]10 吉川宏志 [短歌の筋トレ]4 小島ゆかり ・8面 [辞世のうた]3 島内景二 [短歌レッスン]52 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]43 傷/藤島秀憲 ・9面 [新刊案内] [作品募集] ・10面~11面 [読者歌壇]小池光/栗木京子 選 ・12~14面 [作品特集]長崎県の歌人 ・15面 [結社動静] [壇論風発] ・16面 [全国歌壇ニュース] [四コマ]エア歌人さん【17】他
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大下一真歌集『漆桶』
¥3,300
SOLD OUT
大下一真歌集『漆桶』 『漆桶』は、禅門の読み慣わしでは《しっつう》。本来の意味はうるしを入れる桶であり、転じて、まっくらでなにもわからないことや、仏法についてなにもわからない僧、または 妄想、執着の譬えである。(「後記」より) 喪中葉書三十余通手に乗せてみればさしたる重さならねど 暴走が暴投を呼び逆転す実人生にはまずあらぬこと 花びらを踏みて咲きたることを知る白き山茶花墓所掃きに来て 定価:3,300円(税込) 判型:四六判ハードカバー 頁数:208ページ ISBN:978-4-86534-361-8 発行日:2021年7月2日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院(gift10叢書第38篇)
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現代短歌新聞 2021年6月号
¥300
2021年6月5日発売タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) 現代短歌新聞2021年6月号 内容 •1面 [インタビュー] 佐太郎ゆずりの純粋性をもち続けたい。秋葉四郎 [現代の作家] 行進は未だ/松村由利子 挽肉と戦後の時間/屋良健一郎 •2面 [コラム] 沖縄からの発信/仲程昌徳 [視点] 創造された風景/安里琉太 •3面 [作品時評]大辻隆弘 [6月のうたのヒント]運天政德 •4面 [読みましたか?この一冊] 山川藍歌集『いらっしゃい』/小原奈実 [新刊案内] •5~7面 [書評] 平井弘歌集『遣らず』/大井学 林和清歌集『朱雀の聲』/桑原正紀 久保田登歌集『手形足形』/本木巧 藤田和平歌集『和風(なごかぜ)』/佐田公子 大口玲子歌集『自由』/山木礼子 横山未来子歌集『とく来りませ』/林あまり 魚村晋太郎歌集『バックヤード』/藤原龍一郎 石塚實歌集『老春譜』/柳宣宏 仲程昌徳著『沖縄文学の魅力』/黒瀬珂瀾 安田純生歌集『蛙声抄』/一ノ関忠人 水原紫苑著『百人一首 うたものがたり』/楠誓英 横山季由歌集『気迫』/城俊行 •8面~9面 [読者歌壇] 小池光/栗木京子 選 •10面面 [推敲アドバイス]9 吉川宏志 [短歌の筋トレ]3 小島ゆかり •11面 [辞世のうた]2 島内景二 [短歌レッスン]51 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]42 タオル/藤島秀憲 •12~14面 [作品特集] 沖縄県の歌人 •15面 [結社動静] [壇論風発] •16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [四コマ]エア歌人さん【16】他
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蓮沼明現代長歌集『日輪の沈黙』
¥2,200
日輪の沈黙 蓮沼明/著 神学をまなぶ気鋭が昏迷の世に問う現代長歌集。 「現代長歌は字余りや字足らずあるいは句またがりや句割れをする。 そうすることによって、よりはみ出すことによって韻文を意識させる。 現代長歌の挑戦は、始まったばかりである――」(後記より) 定価:2200円(税込) 判型:四六判ソフトカバー 頁数:92頁 ISBN:978-4-86534-359-5 発行日:2021年4月19日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院(gift10叢書第37篇)
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現代短歌 2021年7月号
¥1,100
現代短歌 2021年7月/85号 定価:1,100円(税込) 2021年5月16日発売 B5判/136頁 年間講読料:6,000円(送料・税込) ご注文はメールまたはお電話でも承ります。 info@gendaitankasha.com 075-256-8872 隔月刊(奇数月) ------ 内容 ------ ☆巻頭作品55首「いかにさびしき」 高橋睦郎 ☆特集 岡井隆の〈詩〉を読む ・事象の角 山田富士郎 ・天河庭園の夜 福島泰樹 ・パネルディスカッション「晩年の岡井隆をどう評価するか」 小池昌代/平田俊子/藤井貞和/松井茂/江田浩司(司会) 感想 天草季紅/藤原龍一郎/三宅勇介/小島なお/高島裕 大森静佳/阿木津英/山下翔/加藤治郎/栗木京子 ☆現代短歌社賞受賞第一作「連星と重力」西藤定 ☆作品連載 「境界」大室ゆらぎ 「おかえり、いってらっしゃい」前田康子 「スローフォックス」宇都宮敦 「この六畳間で」染野太朗 「INVOICE」木ノ下葉子 ☆書評 ・黒瀬珂瀾『ひかりの針がうたふ』 正岡豊 ・瀬戸夏子『白手紙紀行』 川本千栄 ・塔短歌会・東北編『3653日目』 石川美南 ・小林真代『ターフ』 齋藤芳生 ・遠藤たか子『百年の水』 久我田鶴子 ・平山良明『あけもどろの島』 加藤英彦 ☆連載 ・呪神礼讃 添田馨 ・幻象録 川野芽生 ☆短歌歳時記 水無月から文月 水原紫苑 ☆歌壇時評 田中槐 ☆前号作品評 大松達知 ☆リレーエッセイ「月で読む本」遠藤由季 ☆第一歌集ノオト 生沼義朗 ☆読者歌壇 久々湊盈子選