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現代短歌新聞 2023年7月号
¥300
現代短歌新聞2023年7月/136号 2023年7月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(税込)/年間講読料:3,600円(送料・税込) 主な記事 ・1面 [インタビュー] 若さと起動力を武器に地方の活性化に寄与したいですね。/黒岩剛仁 [現代の作家] アリランの唄/宮脇瑞穂 流れ雲/疋田和男 ・2面 [コラム] 斎藤茂吉没後70年 実相観入説と美術文/佐藤通雅 [7月のうたのヒント] 清水正人 ・3面 [作品時評]山本夏子 [コロナ日乗]15 吉田直久 ・4面 [読売文学賞の歌集]21 永田和宏『饗庭』/佐々木亜子 [辞世のうた]27 冷泉為守/島内景二 [新刊案内] ・5-6面 [書評] 山中もとひ歌集『生きてこの世の木下にあそぶ』/今井恵子 田嶋光代歌集『遊子』/恒成美代子 川﨑あんな歌集『triste』/島田幸典 梅津純子歌集『白き川』/本田一弘 三枝昻之著『ことばの木もれ日』/大西久美子 萩岡良博歌集『漆伝説』/勺禰子 大塚寅彦歌集『ハビタブルゾーン』/鈴木竹志 石原秀樹歌集『幻燈會』/結城千賀子 [現代短歌社新刊紹介] ・7面 [暑中お見舞い名刺交換広告] [近詠一首] ・8-9面 [読者歌壇]大辻隆弘/花山多佳子 選 ・10面 [短歌文法道場]24 「されば」の区別/小塩卓哉 [短歌レッスン]76 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]67 コーヒー/藤島秀憲 ・11面 [推敲アドバイス]34 常識的ではいけないのか 他/吉川宏志 [短歌の筋トレ]28 やるときはやる/小島ゆかり ・12-13面 [作品特集]長野県の歌人 ・14面 [作品募集] ・15面 [歌壇ニュース] [結社動静] [催し案内] ・16面 [全国歌壇ニュース] [四コマ]エア歌人さん【41】他
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梅津純子歌集『白き川』
¥2,750
秩序を失った世界を厳しいまなざしで見つめる、「山麓」所属の著者の第二歌集。 年だから女だから一人だからイザベラ・バードの辞書に無かりき 万策の未だ尽きぬに果てし知事悼みてわれも雨の七万人 除雪機の青と黄色が陽を返すウクライナの子らに春はいつ来る 定価:2,750円(税込) 判型:四六判ハードカバー 頁数:268頁 ISBN:978-4-86534-421-9 初版:2023年4月28日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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現代短歌新聞 2023年6月号
¥300
現代短歌新聞2023年6月/135号 2023年6月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(税込)/年間講読料:3,600円(送料・税込) 主な記事 ・1面 [インタビュー] 新仮名と旧仮名を使い分ける実験を続けます。/鈴木加成太 [現代の作家] 運転経歴証明書/池本一郎 日本海から諏訪湖畔へ/光本恵子 ・2面 [コラム] 第2回BR賞を受賞して 日常の喜び/小野田光 [6月のうたのヒント]運天政徳 ・3面 [作品時評]山本夏子 [コロナ日乗]14 坂井修一 ・4面 [読売文学賞の歌集]20 前登志夫『青童子』/佐々木亜子 [辞世のうた]26 日野俊基/島内景二 [新刊案内] ・5-7面 [書評] 吉川宏志歌集『雪の偶然』/桑原正紀 本屋敏郎歌集『神話街道』/大口玲子 佐々木漕歌集『天飛む』/土井礼一郎 吉田隼人歌集『霊体の蝶』/飯田彩乃 藤島秀憲著『山崎方代の百首』/大下一真 日高堯子著『小さい葛籠―歌・ことば・風景』/萩岡良博 武藤雅治著『異形の良寛―渇きと訪れ』/大森悦子 仲程昌徳著『ひめゆりたちの「哀傷歌」』/伊波瞳 永田淳歌集『光の鱗』/佐伯裕子 永田紅歌集『いま二センチ』/北山あさひ 茅野眞澄歌集『赤い月』/森本平 鈴木英子監修『中高生のための短歌のつくりかた』/中川佐和子 [現代短歌社新刊紹介] ・8-9面 [読者歌壇]大辻隆弘/花山多佳子 選 ・10面 [短歌文法道場]23 「で」の識別/小塩卓哉 [短歌レッスン]75 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]66 ラーメン/藤島秀憲 ・11面 [推敲アドバイス]33 物や動作を入れてみる・象徴的に歌う 他/吉川宏志 [短歌の筋トレ]27 とどこおる言葉3/小島ゆかり ・12-13面 鳥取県の歌人 ・14面 [結社動静] ・15面 [歌壇ニュース] [作品募集] ・16面 [全国歌壇ニュース] [催し案内] [四コマ]エア歌人さん【40】他
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現代短歌 2023年7月号
¥1,100
現代短歌 2023年7月/97号 定価:1,100円(税込) 2023年5月16日発売 B5判/150頁 年間講読料:6,000円(送料・税込) ご注文はメールまたはお電話でも承ります。 info@gendaitankasha.com 075-256-8872 隔月刊(奇数月) ------ 内容 ------ ☆巻頭作品100首 「標本木」大松達知 ☆特集 抒情の現在 ・抒情の生成覚え書き/内藤明 ・三好達治と抒情のゆくえ/林浩平 ・土屋文明の戦後の歌 『山下水』巻頭五首ほか/遠山景一 ・空間・韻律・抒情 ̶構造が生む抒情/髙橋みずほ ・わたしはわたしのやり方で ̶抒情と世界とスルメイカ/北山あさひ ・モダニズムを再起動する/髙良真実 ・『空間における殺人の再現』刊行記念トークセッション わたしは誰のために短歌を書き、歌集を出すのか? 永井亘/瀬戸夏子 ・抒情のシステム 永井亘『空間における殺人の再現』について/土岐友浩 ☆第10回現代短歌社賞受賞第一作25首 「そういう眼」長谷川麟 ☆作品連載24首 「本と風景―坂」佐藤弓生 「春、折々」永田淳 「金色」平岡直子 「冷蔵庫抄」石川美南 「友達は4月からイギリスに住む、他」川島結佳子 ☆書評 ・角田純『草の穂』大辻隆弘 ・小塩卓哉『たてがみ』久我田鶴子 ・『枡野浩一全短歌集』乾遥香 ・鈴木加成太『うすがみの銀河』小島なお ・廣野翔一『weathercocks』藪内亮輔 ・平出奔『了解』飯田彩乃 ・春日いづみ『シネマ交響曲』前田康子 ☆連載 ・幻象録 [20] 川野芽生 ・小説 うみやそらとも[11] 小池昌代 ・呪神礼讃 [14] 添田馨 ☆短歌歳時記 水無月から文月のうた 鶴岡美代子 ☆前号作品評 狩峰隆希 ☆歌壇時評 土井礼一郎 ☆リレーエッセイ 「月で読む本」標珠実 ☆第一歌集ノオト 西之原一貴 ☆読者歌壇 東直子 選
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田宮智美歌集『にず』
¥2,200
私は田宮さんにお会いしたことはない。でも、遠くで戦っているあなたを、ずっと知っていたような気がする。 北山あさひ(「栞」より) 電柱の根元にタンポポ咲いていて 生命保険審査に落ちる こんなにも美味しいわたしの唐揚げをわたし一人が食べている夜 しあわせな歌が詠みたい誰からも全然ほめられなくていいから 定価:2000円(税別) 判型:四六判ソフトカバー 頁数:176ページ ISBN: 978-4-86534-330-4 発行日:2020年7月15日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院(gift10叢書第29篇)
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山中律雄歌集『淡黄』
¥3,300
若き日に、川島喜代詩の添削を受け、「没すべき細部」などの骨法を学んだ著者。 佐藤佐太郎から川島喜代詩へと続くうたの流れに、おのれを濯ぎながら、到り着いた境地がここにある。 病を得て生死と向き合った圧巻の連作を収める第五歌集。 海上に雲去りゆきてはつ夏の風吹く街は空軽くなる 墨染めの僧衣まとひて乗るバスのわれの傍へに人は座らず 追熟を待てと言はれしマンゴーをその日に食ひてほぼ無駄にする 死者生者けぢめなくして暁の夢に睦みて言葉をかはす 満開とおもひて桜あふぎしが二日経てけふかがやきを増す 定価:3300円(税込) 判型:四六判ハードカバー 頁数:198頁 ISBN:978-4-86534-401-1 発行日:2022年9月17日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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現代短歌新聞 2023年5月号
¥300
現代短歌新聞2023年5月/134号 2023年5月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(税込)/年間講読料:3,600円(送料・税込) 主な記事 ・1面 [インタビュー] 短歌の一首は、ボクサーのくりだすストレートだ。/福島泰樹 [現代の作家] 野すみれ/田岡弘子 予弔/菊澤研一 ・2面 [コラム] 没後40年 寺山修司という〈質問〉/真中朋久 [5月のうたのヒント]米川千嘉子 ・3面 [作品時評]山本夏子 [コロナ日乗]13 久我田鶴子 ・4-7面 千葉県の歌人 ・8-9面 [書評] 島崎榮一歌集『白露』/生沼義朗 小俣はる江歌集『サインポール』/伝田幸子 小谷博泰歌集『三千世界を行く船』/楠誓英 川上まなみ歌集『日々に木々ときどき風が吹いてきて』/松村正直 神田あき子歌集『春蟬鳴けり』/古谷智子 橋本俶子歌集『交野原』/中津昌子 松本典子歌集『せかいの影絵』/後藤由紀恵 光本恵子著『白蓮―激動に生きて短歌を残す―』/斎藤佐知子 ・10-11面 [読者歌壇]大辻隆弘/花山多佳子 選 ・12面 [読売文学賞の歌集]19 伊藤一彦『海号の歌』/佐々木亜子 [辞世のうた]25 藤原宗行/島内景二 [新刊案内] ・13面 [短歌文法道場]22 「しし」か「せし」か/小塩卓哉 [短歌レッスン]74 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]65 話/藤島秀憲 ・14面 [推敲アドバイス]32 さりげない言葉に置き換える・悲しいときは数多く作る 他/吉川宏志 [短歌の筋トレ]26 とどこおる言葉2/小島ゆかり ・15面 [歌壇ニュース] ・16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [四コマ]エア歌人さん【39】他
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田村穂隆歌集『湖とファルセット』
¥2,200
肉体に封じこめられた魂。湖のむこう岸のように遠く、かすかにひびくその声【ファルセット】が今日も聴こえる—。第8回現代短歌社賞次席の著者の、清冽なデビュー作。 栞=内山晶太・川野芽生・阿木津英 そうか、僕は怒りたかったのだ、ずっと。樹を切り倒すように話した 定価:2,200円(税込) 判型:四六判ソフトカバー 頁数:176頁 ISBN:978-4-86534-362-5 発行日:2022年3月1日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院(gift10叢書第42篇)
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佐々木漕歌集『天飛む』
¥2,750
佐々木さんの歌たちに、僕は面従腹背のポエジーを見る。 この徒労あふれる不条理の世を、微苦笑の詩で討ち、 ひとりの魂の揺らぎが刻印されるのを見る。 黒瀬珂瀾 第7回現代短歌社賞佳作の著者の第一歌集。 スタバこそ悲しきものを夕べまた峠を越えて尋ねゆきたり ちゅうしんが私のなかでかたむける五月雨色の椅子に耐え来し 妻ふいに仕事やめたらというときに天飛む軽き心となれり 定価:2,750円(税込) 判型:四六判ハードカバー 頁数:214頁 ISBN:978-4-86534-419-6 発行日:2023年4月12日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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現代短歌新聞 2023年4月号
¥300
現代短歌新聞2023年4月/133号 2023年4月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(税込)/年間講読料:3,600円(送料・税込) 主な記事 ・1面 [インタビュー] 大森静佳さんの『カミーユ』を開くとスイッチが入る。/田村穂隆 [現代の作家] 蟬氷/上妻朱美 早春の賦/菊永國弘 ・2面 [コラム] ウクライナ戦争1年 ウクライナ語を学ぶ日は来るだろうか/田中槐 [4月のうたのヒント]森山良太 ・3面 [作品時評]山本夏子 [コロナ日乗]12 東郷良子 ・4面 [読売文学賞の歌集]18 馬場あき子『阿古父』/佐々木亜子 [辞世のうた]24 本居宣長/島内景二 [新刊案内] ・5-7面 [書評] 来嶋靖生歌集『水』/内藤明 高阪謙次歌集『春耕』/柴田典昭 篠原節子歌集『コラールの風』/前田康子 和田守玖子歌集『空の家族』/安藤直彦 永井亘歌集『空間における殺人の再現』/山田航 廣野翔一歌集『weathercocks』/魚村晋太郎 鈴木加成太歌集『うすがみの銀河』/松村正直 平出奔歌集『了解』/大井学 現代歌人協会編『続 コロナ禍歌集 2021年〜2022年』/藤原龍一郎 春日いづみ著『シネマ交響曲』/尾崎まゆみ 水原紫苑箸『巴里うたものがたり』/鈴木晴香 高野ムツオ・西澤美仁・花部英雄編『教科書に出てくる歌人・俳人事典』/喜多昭夫 ・8面 [短歌文法道場]21 「じ」と「まじ」/小塩卓哉 [短歌レッスン]73 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]64 空席/藤島秀憲 ・9面 [推敲アドバイス]31 主観を抑制する 他/吉川宏志 [短歌の筋トレ]25 とどこおる言葉1/小島ゆかり ・10-11面 [作品特集]鹿児島県の歌人 ・12-13面 [読者歌壇]大辻隆弘/花山多佳子 選 ・14面 [壇論風発] [現代短歌社 新刊紹介] ・15面 [歌壇ニュース] [結社動静] ・16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [催し案内] [四コマ]エア歌人さん【38】他
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川上まなみ歌集『日々に木々ときどき風が吹いてきて』
¥2,200
うたは風を奏でる、 あなたが世界を諦めてしまわないように。 第9回現代短歌社賞次席の著者の第一歌集。 可燃ごみまとめて捨てにゆくときの朝のこんなにきれいな鼓動 教卓の前に座ってあこがれの人を光に例えている子 泣けばいいのに泣かないからよ 妹はパン生地をこねながら笑った 「ARBEIT MACHT FREI」の看板をぬけるとき耳に薄氷を張る 出勤の車の中で泣くような春になっても春は好きだな 定価:2200円(税込) 判型:四六判変型ソフトカバー 頁数:172頁 発行日:2023年3月19日 ISBN:978-4-86534-420-2 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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現代短歌 2023年5月号
¥1,100
現代短歌 2023年5月/96号 定価:1,100円(税込) 2023年3月16日発売 B5判/144頁 年間講読料:6,000円(送料・税込) ご注文はメールまたはお電話でも承ります。 info@gendaitankasha.com 075-256-8872 隔月刊(奇数月) ------ 内容 ------ ☆巻頭作品50首 「森でピアノを弾くのは」 王紅花 追悼 来嶋靖生/篠弘 ・悼歌30首 「風」 大下一真 ・時代との向き合い方―来嶋靖生と篠弘の遺産 三枝昻之 ・来嶋靖生の歌―継承と矜持 今井恵子 ・来嶋靖生 100首 今井恵子選 ・歌人篠弘の美意識 加藤孝男 ・篠弘 100首 加藤孝男選 ☆特集 十首でわかる短歌史 藤井貞和/阿木津英/一ノ関忠人/川野里子/栗木京子/高野公彦/寺井龍哉/道券はな/内藤明/林和清/正岡豊 ☆作品連載24首 ・「UFO」 山田富士郎 ・「旅」 横山未来子 ・「その後を想う」 北辻一展 ・「ガラスの卵子」 遠藤由季 ☆書評 ・髙橋みずほ歌集『野にある』 梶原さい子 ・春日いづみ歌集『地球見』 染野太朗 ・伊藤一彦歌集『言霊の風』 田村元 ・打矢京子歌集『冬芽』 松村正直 ・永井亘歌集『空間における殺人の再現』 乾遥香 ☆連載 ・小説「うみやそらとも」 第10回 小池昌代 ・幻象録 第19回 川野芽生 ・呪神礼讃 第13回 添田馨 ☆短歌歳時記 卯月から皐月のうた 三友さよ子 ☆前号作品評 狩峰隆希 ☆歌壇時評 土井礼一郎 ☆リレーエッセイ 「月で読む本」 上川涼子 ☆第一歌集ノオト 西之原一貴 ☆読者歌壇 東直子選
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現代短歌新聞 2023年3月号
¥300
現代短歌新聞2023年3月/132号 2023年3月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(税込)/年間講読料:3,600円(送料・税込) 主な記事 ・1面 [インタビュー] 限りある命の一日一日を詠い留める。/打矢京子 [現代の作家] 夜の火/梶原さい子 手まり唄/佐藤通雅 ・2面 [コラム] 変わり続ける風景 ―3月11日に思うこと/逢坂みずき [3月のうたのヒント]佐野督郎 ・3面 [作品時評]山本夏子 [コロナ日乗]11 岡本 勝 ・4面 [読売文学賞の歌集]17 岡野弘彦『天の鶴群』/佐々木亜子 [辞世のうた]23 兼好/島内景二 [新刊案内] ・5-7面 [書評] 水原紫苑歌集『快樂』/大森静佳 髙橋みずほ歌集『野にある』/内山晶太 名嘉真恵美子歌集『別れと知らず』/伊勢方信 鯨井可菜子歌集『アップライト』/廣野翔一 日野きく歌集『勿忘草』/大森悦子 池野京子歌集『彼岸花咲く』/恒成美代子 清原洋子歌集『貝のむらさき』/佐田公子 石田操子歌集『安浦』/大谷真紀子 福島泰樹歌集『百四十字、老いらくの歌』/狩峰隆希 柳重雄歌集『空白地帯』/本木巧 杉下幹雄歌集『落葉筐』/柴田典昭 時田則雄詞華集『野男のうた 自選二〇〇首』/月岡道晴 ・8面 [短歌文法道場]20 「とふ」と「てふ」/小塩卓哉 [短歌レッスン]72 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]63 こころ/藤島秀憲 ・9面 [推敲アドバイス]30 省略して、中心になるものだけを残す 他/吉川宏志 [短歌の筋トレ]24 めぐる言葉2/小島ゆかり ・10-11面 [読者歌壇]大辻隆弘/花山多佳子 選 ・12-13面 [作品特集]宮城県の歌人 ・14面 [近詠一首] ・15面 [歌壇ニュース] [催し案内] ・16面 [全国歌壇ニュース] [催し案内] [作品募集] [四コマ]エア歌人さん【37】他
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春日いづみ著『シネマ交響曲』
¥1,980
映画が芸術であることを上映を通じて示し、2022年7月に惜しまれつつ閉館した岩波ホール。 著者はこのホールで1983年より30年にわたり上映作品のパンフレットのシナリオ採録に携わった。 映画を主題とする珠玉のエッセイに、既刊歌集より短歌作品62首を付す。 定価:1980円(税込) 判型:新書判ソフトカバー 頁数:168頁 ISBN:978-4-86534-400-4 発行日:2023年1月26日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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現代短歌新聞 2023年2月号
¥300
現代短歌新聞2023年2月/131号 2023年2月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(税込)/年間講読料:3,600円(送料・税込) 主な記事 ・1面 [インタビュー] 茂吉の『連山』や『つきかげ』を座右に置いて歌をつくる。/小池光 [現代の作家] 落ち椿/中川左和子 九紫火星/橋本俊明 ・2面 [コラム] 来嶋靖生氏を悼む/沖ななも [2月のうたのヒント]大朝暁子 ・3面 [作品時評]山本夏子 [コロナ日乗]10 三枝浩樹 ・4面 [読売文学賞の歌集]16 斎藤史『渉りかゆかむ』/佐々木亜子 [辞世のうた]22 高杉晋作/島内景二 [新刊案内] ・5-8面 [書評] 小塩卓哉歌集『たてがみ』/生沼義朗 高橋ひろ子歌集『無言にさせて』/大西久美子 栗明純生歌集『はるかな日々』/上條雅通 栗原寛歌集『鏡の私小説』/田村穂隆 石井幸子歌集『川端通り』/河野美砂子 城俊行歌集『白の伝説』/小松 昶 角田純歌集『草の穂』/門脇篤史 打矢京子歌集『冬芽』/齋藤芳生 櫟原聰歌集『奈良彦』/なみの亜子 糸川雅子歌集『ひかりの伽藍』/遠藤由季 磯田ひさ子歌集『ヒヤシンス』/古谷智子 中川佐和子歌集『夏の天球儀』/大松達知 綾部光芳歌集『青熒』/金子貞雄 高橋協子歌集『不急のたより』/紺野万里 小林登紀歌集『余生にあらず』/大熊俊夫 荻本清子歌集『冬蝶記』/柏木節子 [現代短歌社新刊紹介] ・9面 [短歌文法道場]19 「を」のもつ語感/小塩卓哉 [短歌レッスン]71 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]62 灯/藤島秀憲 ・10-11面 [読者歌壇]大辻隆弘/花山多佳子 選 ・12-13面 [作品特集]三重県の歌人 ・14面 [推敲アドバイス]29 語俗に流れないために、表現を簡潔にする 他/吉川宏志 [短歌の筋トレ]23 めぐる言葉/小島ゆかり ・15面 [歌壇ニュース] [結社動静] ・16面 [全国歌壇ニュース] [催し案内] [作品募集] [四コマ]エア歌人さん【36】他
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現代短歌 2023年3月号
¥1,100
現代短歌 2023年3月/95号 定価:1,100円(税込) 2023年1月16日発売 B5判/144頁 年間講読料:6,000円(送料・税込) ご注文はメールまたはお電話でも承ります。 info@gendaitankasha.com 075-256-8872 隔月刊(奇数月) ------ 内容 ------ ☆巻頭作品50首 「声と枇杷」 大辻隆弘 ☆特集 ボクらの茂吉 ・『赤光』の〈運命〉的な文体 大森静佳 ・アンケート企画 シェアしたい、茂吉のこの歌集 20代~40代の歌人50名が選んだ1冊×3首選 今橋愛 貝澤駿一 小島なお 後藤由紀恵 笹公人 佐原キオ 高橋良 髙良真実 道券はな 山田航 屋良健一郎 阿波野巧也 海老原愛 小田鮎子 楠誓英 郡司和斗 駒田晶子 鈴木加成太 松尾唯花 山本夏子 笹川諒 染野太朗 廣野翔一 工藤貴響 鈴木晴香 土岐友浩 雲嶋聆 佐佐木定綱 永井祐 花山周子 山下翔 中武萌 伊舎堂仁 柳澤美晴 飯田彩乃 川上まなみ 安田茜 濱松哲朗 藪内亮輔 山川築 生沼義朗 西藤定 田村元 月岡道晴 寺井龍哉 門脇篤史 齋藤芳生 澤村斉美 吉田隼人 三上春海 (執筆順) ・座談会 『つきかげ』はなぜおもしろいのか 小池光・花山周子・山下翔 ・『つきかげ』70首選 ・作歌稽古の思ひ出 齊藤茂吉 ☆作品連載24首 ・「本と風景―歌」佐藤弓生 ・「刃(は)あるいは刃(やいば)」永田淳 ・「傾国」平岡直子 ・「あぶくたつ」石川美南 ・「気温一〇度」川島結佳子 ☆書評 ・小池光『サーベルと燕』 内藤明 ・栗木京子『新しき過去』 乾遥香 ・山中律雄『淡黄』 石松佳 ・吉田直久『縄文の歌人』 雁部貞夫 ・今井恵子『運ぶ眼、運ばれる眼』 千々和久幸 ・江田浩司『前衛短歌論新攷』 水原紫苑 ☆連載 ・小説 うみやそらとも[9] 小池昌代 ・呪神礼讃[12] 添田馨 ・幻象録 [18] 川野芽生 ☆短歌歳時記 如月から弥生 佐藤通雅 ☆歌壇時評 土井礼一郎 ☆前号作品評 狩峰隆希 ☆リレーエッセイ 「月で読む本」 小笠原鳥類 ☆第一歌集ノオト 西之原一貴 ☆読者歌壇 東直子 選
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現代短歌新聞 2023年1月号
¥300
SOLD OUT
現代短歌新聞2023年1月/130号 2023年1月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/年間講読料:3,600円(送料・税込) 主な記事 ・1面 [インタビュー] 物を支配している作者の意識から、はみ出したい。/今井恵子 [現代の作家] 兎狩り/橋元俊樹 湧水/三井ゆき ・2面 [コラム] 回顧と展望 語り継ぐ意識のむこう/加藤英彦 [1月のうたのヒント]中津昌子 ・3面 [2022年の収穫歌集] 歌集の風圧/栗木京子 なし崩しの年/林和清 ・4-8面 [作品特集]卯年の歌人 ・8面 [謹賀新年] [新刊案内] ・9面 [作品時評]山本夏子 [コロナ日乗]9 高野公彦 ・10-11面 [読者歌壇]大辻隆弘/花山多佳子 選 ・12面 [推敲アドバイス]28 語順を変える・同じ助詞を減らす 他/吉川宏志 [短歌の筋トレ]22 馬追虫とフォーク/小島ゆかり ・13面 [短歌文法道場]18 打消の接続助詞「で」の使用/小塩卓哉 [短歌レッスン]70 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]61 新聞/藤島秀憲 ・14面 [読売文学賞の歌集]15 葛原繁『玄 三部作歌集』/佐々木亜子 [辞世のうた]21 芥川龍之介/島内景二 ・15面 [歌壇ニュース] ・16面 [全国歌壇ニュース] [催し案内] [作品募集] [四コマ]エア歌人さん【35】他
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永井亘歌集『空間における殺人の再現』
¥2,420
SOLD OUT
第9回現代短歌社賞受賞の奇才、ここにデビュー。 生きるとき死体はないが探偵は文字をひらめく棺のように カナリアが微笑みながらどの声のあなたが老いていくのだろうか トリックが僕の自由を手に入れて死んでも驚かなくていいよ 夏にして言うべきことは叙景へとやわらぐ光なのに言えない どんなに長く雲の中を歩いても雷に打たれないのは運命だからかな 定価:2420円(税込) 判型:A5判変型ハードカバー 頁数:260頁 発行日:2022年12月25日 ISBN:978-4-86534-415-8 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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髙橋みずほ歌集『野にある』
¥3,300
遠く北の地から広範囲の太平洋沖でおきた巨大地震から十一年の歳月が過ぎた。その地をふるさとと呼ぶ者にとって、震災後はじめて降り立った新幹線の駅の空気感はからだの奥深く染み込んで今もある。(略)そして十年が過ぎてからはじめて、目の前にしたものが言葉となった。 (本書「野に思う」より) 振り向いてここに人がいたひろがりに深くひとたちがいる 髙橋みずほは、野にたたずむ歌人である。 その声は、吹く風にかき消され、途切れては、紡がれる。 それは短歌なのだと気づいて、私たちは定型詩の残響をとらえようと耳を凝らす。 風の音のむこうに、言葉になりえなかった、沈黙の声が聴こえる--。第十歌集。 定価:3300円(税込) 判型:A5判変型ハードカバー 頁数:200頁 発行日:2022年11月24日 ISBN:978-4-86534-410-3 発行:現代短歌社 発売:三本木書院(gift10叢書第48篇)
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現代短歌新聞 2022年12月号
¥300
現代短歌新聞2022年12月/129号 2022年12月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(税込)/年間講読料:3,600円(送料・税込) 主な記事 ・1面 [インタビュー] 短歌で賞をとるのは、インターハイで優勝するよりむずかしい。/長谷川琳 [現代の作家] 秋の夕日/上田 明 砂時計/杉本明子 ・2面 [コラム] 現代短歌社賞過去5年を振り返る 異種格闘技戦/松村正直 [12月のうたのヒント]兵頭なぎさ ・3面 [作品時評]山本夏子 [コロナ日乗]8 木村雅子 ・4面 [読売文学賞の歌集]14 田谷鋭『母戀』/佐々木亜子 [辞世のうた]20 新田次郎/島内景二 [新刊案内] ・5-7面 [書評] 小池光歌集『サーベルと燕』/山下 翔 伊藤一彦歌集『言霊の風』/道券はな 山中律雄歌集『淡黄』/三井 修 田村広志歌集『捜してます』/屋良健一郎 春日いづみ歌集『地球見』/今井恵子 栗木京子歌集『新しき過去』/中川佐和子 結城千賀子歌集『雨を聴く』/久我田鶴子 松村由利子著『ジャーナリスト 与謝野晶子』/松平盟子 加藤治郎歌集『海辺のローラーコースター』/西田政史 荻原裕幸歌集『永遠よりも少し短い日常』/土岐友浩 西勝洋一歌集『晩秋賦』/今井千草 小林峯夫歌集『途上』/柳 宣宏 ・8-9面 [読者歌壇]大辻隆弘/花山多佳子 選 ・10-12面 [作品特集]群馬県の歌人 [現代短歌社新刊紹介] ・13面 [短歌文法道場]17 主格の「が」の使い方/小塩卓哉 [短歌レッスン]69 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]60 釘/藤島秀憲 ・14面 [推敲アドバイス]27 題材の中から、どの情報を選ぶか 他/吉川宏志 [短歌の筋トレ]21 序詞讃/小島ゆかり ・15面 [歌壇ニュース] [結社動静] [催し案内] [作品募集] ・16面 [全国歌壇ニュース] [四コマ]エア歌人さん【34】他
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現代短歌 2023年1月号
¥1,100
現代短歌 2023年1月/94号 定価:1,100円(税込) 2022年11月16日発売 B5判/148頁 年間講読料:6,000円(送料・税込) ご注文はメールまたはお電話でも承ります。 info@gendaitankasha.com 075-256-8872 隔月刊(奇数月) ------ 内容 ------ ☆巻頭作品50首 「平たい島」 竹中優子 ☆特集 第9回佐藤佐太郎短歌賞 発表 今井恵子 歌集「運ぶ眼、運ばれる眼」 ・受賞のことば ・受賞作品30首抄 ・選評 香川哲三 三枝浩樹 佐伯裕子 花山多佳子 第10回現代短歌社賞 発表 長谷川琳 「延長戦」 ・受賞のことば ・受賞作品30首抄 ・選考座談会 阿木津 英 黒瀬珂瀾 瀬戸夏子 松村正直 ・次席30首抄 ・佳作10首抄 ・候補作8首抄 ・第11回現代短歌社賞 応募要項 ☆作品連載24首 ・「家族」 山田富士郎 ・「影」 横山未来子 ・「ライフ・イズ・ベリー・ショート」 北辻一展 ・「赤道より雨」 遠藤由季 ☆書評 ・岡井隆『阿婆世(あばな)』 島田幸典 ・前田康子『おかえり、いってらっしゃい』 高木佳子 ・大森静佳『ヘクタール』 乾遥香 ・川本千栄『キマイラ文語』 さいかち真 ☆連載 ・小説 うみやそらとも[8] 小池昌代 ・呪神礼讃[11] 添田馨 ・幻象録 [17] 川野芽生 ☆短歌歳時記 師走から睦月 角倉羊子 ☆歌壇時評 土井礼一郎 ☆前号作品評 狩峰隆希 ☆リレーエッセイ 「月で読む本」 鯨井可菜子 ☆読者歌壇 東直子 選
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打矢京子歌集『冬芽』
¥2,750
第9回現代短歌社賞受賞作 この歌集の世界は、単なる現在ではない。一冊の歌集になるまでにも幾度も同じような過去が積み重なっている。それが未来へとつづき、そこにまた同じような人生がある。循環、複層化する時間・空間が「遠い未来の昔」をつくる。だからだろうか、どこか恐ろしいものを感ずるのだ。生きているのは風土の方で人は何ほどのものではないと。それがこの歌集の魅力の根基であろう。(一ノ関忠人「栞」より) 栞=一ノ関忠人・黒瀬珂瀾・阿木津英 雪しろを遠くはこびて来し川の終はりて海とひかり溶けあふ 寒の日の浜辺の丘に建つ墓のみなひとかたに雪の張りつく 夜の空をこゑ移りきて白鳥が街の灯りにたまゆら浮かぶ 雪の田のみづからの影吸ひあげて白鳥幾羽空へ飛び立つ 在りし日の父母を思ひてわれら亡き後をし思ひ仏具を磨く 定価:2750円(税込) 判型:四六判変型本フランス装 頁数:196頁 ISBN:978-4-86534-409-7 発行日:2022年10月26日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院(gift10叢書第49篇)
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現代短歌新聞 2022年11月号
¥300
現代短歌新聞2022年11月/128号 2022年11月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(税込)/年間講読料:3,600円(送料・税込) 主な記事 ・1面 [インタビュー] すでにあるフォーマットを壊す気概が必要ですよね。/乾遥香 [現代の作家] みっつとなった/吉岡正孝 ダヴィンチ/渡辺礼比子 ・2面 [コラム] 〈河野裕子記念シンポジウム〉レポート 変化する読み/今井恵子 [11月のうたのヒント]橋本千惠子 ・3面 [作品時評]山本夏子 [コロナ日乗]7 永田和宏 ・4面 [読売文学賞の歌集]13 吉田正俊『流るる雲』/佐々木亜子 [辞世のうた]19 藤原高遠/島内景二 [新刊案内] ・5-7面 [書評] 前田康子歌集『おかえり、いってらっしゃい』/富田睦子 伊藤早苗歌集『光彩』/佐田公子 笹公人歌集『終楽章』/大松達知 三原由起子歌集『土地に呼ばれる』/本田一弘 吉田直久歌集『縄文の歌人』/藤原龍一郎 尾崎まゆみ歌集『ゴダールの悪夢』/大森悦子 岡本智子歌集『小鬼田平子』/喜夛隆子 畑中秀一歌集『靴紐の蝶』/松村正直 岡井隆著『岡井隆の忘れもの』/池田はるみ 川本千栄著『キマイラ文語』/荻原裕幸 藤原龍一郎著『抒情が目にしみる 現代短歌の危機』/林和清 水原紫苑編『山中智恵子歌集』/江田浩司 ・8-9面 [読者歌壇]大辻隆弘/花山多佳子 選 ・10-11面 [作品特集]愛媛県の歌人 ・12面 [推敲アドバイス]26 「ふと」の問題 他/吉川宏志 [短歌の筋トレ]20 観察と想像/小島ゆかり ・13面 [短歌文法道場]16 「なり」のいろいろ/小塩卓哉 [短歌レッスン]68 外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]59 マスク/藤島秀憲 ・14-15面 [歌壇ニュース] [結社動静] [作品募集] [催し案内] ・16面 [全国歌壇ニュース] [四コマ]エア歌人さん【33】他
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前田康子歌集『おかえり、いってらっしゃい』
¥2,200
前田康子は森羅万象を等しく母の眼で見ている。水俣を、長島愛生園を、辺野古を、撲り殺されるアホウドリを、腹ぺこの熊を、路傍の草花を、同じ眼差しで捉えている。本当の事を知る者の冷えきった哀しみと、母としての祈りと。だから、その歌をポケットにしのばせておきたくなるのだ。「古ぼけたお守り」のように。 第5回佐藤佐太郎短歌賞受賞後初となる第六歌集。 会うたびにどこから来たの 朝顔の頃あなたからこぼれ落ちたよ ひんやりと足踏みミシンに秋が来て踏めば遠くに行けるだろうか 桜いろ桃いろやさしき赤紙は物資不足のゆえと書かれき おかえりといってらっしゃい言えぬ場所へ子ら二人とも行ってしまえり ひと粒のぶどうは丸く閉じたのに私の歯もて剖【ひら】かれてゆく 定価:2200円(税込) 判型:四六判ソフトカバー 頁数:188頁 ISBN:978-4-86534-405-9 発行日:2022年8月26日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院