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現代短歌新聞 2019年6月号
¥300
現代短歌新聞 2019年6月/87号 定価:300円(税込) 2019年6月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:2,900円(送料・税込) ・1面 [インタビュー] 歌を作るみずからの根拠を深く考える。/春日いづみ [現代の作家] ルドンの絵/安藤昭司 令和の海/倉林美千子 ・2面 [寄稿]追悼・橋本喜典 歌の姿勢・人生の姿勢/大下一真 [視点]人間をどう詠うか/遠藤由季 ・3面 [歌壇時評]認識と相対化/富田睦子 [6月のうたのヒント]山中律雄 ・4-5面 [岩手県の歌人] 赤澤篤司/伊藤幸子/稲垣貞男/小笠原和幸/岡田紘子/小野寺政賢/折居路子/菊澤研一/菊池映一/菊池哲也/工藤吹/工藤玲音/酒井久男/佐藤怡當/清水亞彦/鈴木八重子/照井方子/外舘克裕/羽藤堯/藤井永子/松田久惠/八重嶋勲/山内義廣/山口明子/山本豊/吉田英子/吉田史子 ・6面 [作歌相談室]個人かグループか/来嶋靖生 [作品時評]移りゆく世代/林田恒浩 ・7面 [添削コーナー]吉村睦人 [短歌レッスン]外塚喬 [力詠12首]青さを告げず/曽川文昭 ・8面 [短歌の小道具一〇〇選]【十八】髭/藤島秀憲 万葉秀歌を読む/内藤明 [新刊案内] ・9面 [読みましたか? この一冊] 川野里子『硝子の島』/久々湊盈子 ・10-12面 [書評] ・吉川宏志歌集『石蓮華』/山本夏子 ・馬場昭徳歌集『夏の水脈』/松村正直 ・阿知良光治歌集『寂寥の街』/足立敏彦 ・曽川文昭歌集『スイッチバック』/山下翔 ・小谷陽子歌集『ねむりの果て』/中津昌子 ・山﨑暁子歌集『画布』/長澤ちづ ・日向輝子歌集『朱花片』/中川佐和子 ・西村佳津子歌集『草の実の飛ぶ街』/佐藤千代子 ・馬場あき子著『与謝野晶子論』/松平盟子 ・宮本永子著『わたしの秀歌散策』/若狭純子 ・押切寛子著『石川信夫の中国詠』/中西亮太 ・木俣修研究会著『木俣修読本』/恩田英明 ・13面 [読者歌壇]大河原惇行 選 ・15面 [歌壇トピックス] [特集歌誌] [結社の賞] ・16面 [全国歌壇ニュース]他 イラスト/よしろう
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現代短歌 2019年6月号
¥764
現代短歌 2019年6月/70号 定価:750円(税込) 2019年5月14日発売 A5判/168頁 6ヵ月購読料:4,500円(送料・税込) 年間講読料:9,000円(送料・税込) 巻頭作品五十首 一ノ関忠人 大林明彦 特集 平成の歌集 秋葉四郎・秋山佐和子・櫟原聰・井辻朱美・伊藤一彦・伊藤和好・宇都宮敦・大下一真・大松達知・沖ななも・恩田英明・春日いづみ・雁部貞夫・川﨑勝信・北村早紀・紀野恵・久我田鶴子・鯨井可菜子・楠誓英・久保田登・栗木京子・黒瀬珂瀾・小島なお・今野寿美・後藤由紀恵・三枝昂之・坂井修一・佐々木六戈・島田幸典・瀬戸夏子・染野太朗・高野公彦・辰巳泰子・千葉聡・伝田幸子・外塚喬・内藤明・中西亮太・名嘉真恵美子・永井祐・花山周子・松平盟子・松村正直・水原紫苑・御供平佶・目黒哲朗・山下翔・山田消児・山田航・山本夏子 歌人50人が選んだ平成の歌集リスト 作品連載24首 加藤英彦・前田康子・内山晶太・森垣岳・鳥居 作品13首 鮫島満・岸野亜紗子・嵯峨直樹 時評 歌壇時評/川野芽生・山下翔 作品時評/大井学・岩尾淳子 詩のプリズム/喜多昭夫 連載 書架に短筒/塚本靑史(※「塚」は点あり) うたで描くエポック 大正行進曲/福島泰樹 短歌って何?/鳥居 白手紙紀行/瀬戸夏子 コラム 短歌歳時記(六月のうた)/中野昭子 もう一人の師/五十嵐順子 秘蔵の一冊/小柳毅 スクール 歌論夜話/寺井龍哉 アララギの系譜/横山季由 読者歌壇/藤原龍一郎・實藤恒子 表紙写真/植本一子 表紙・目次デザイン/かじたにデザイン 梶谷芳郎・桑野由貴子 イラスト/よしろう・針生卓治
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現代短歌新聞 2019年5月号
¥300
現代短歌新聞 2019年5月/86号 定価:300円(税込) 2019年5月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:2,900円(送料・税込) ・1面 [インタビュー] 捉えどころのない〈私〉が歌を詠む創作的私小説を。/内藤明 [現代の作家] おぼろおぼろに/真鍋正男 雨のひびき/永井正子 ・2面 [寄稿]「現代短歌フェスティバルイン京都〈平成時代の短歌を振り返る〉」に参加して/平賀冨美子 [視点]モダニズムの功罪/樋口忠夫 ・3面 [歌壇時評]月の裏側/富田睦子 [4月のうたのヒント]小黒世茂 ・4-5面 [鹿児島県の歌人] 上妻朱美/榎田満洲雄/小原俊幸/川野ちづゑ/菊永國弘/黒瀬圭子/斎藤むつ子/坂下俊郎/鮫島浩子/繁田達子/島田紘一/清水和子/高城美紀子/竹之内重信/竹之内信一郎/寺地悟/泊勝哉/中野尚子/橋口リク/ひがしだつかさ/日高禎子/御﨑圭子/宮原望子/本屋敏郎/森重三枝子/八汐阿津子/鏑流馬みどり/山本フサ ・6面 [作歌相談室]批評と数字/来嶋靖生 [作品時評]若者たちの行方/林田恒浩 ・7面 [添削コーナー]吉村睦人 [短歌レッスン]外塚喬 [力詠12首]虹は消えかけ/松尾唯花 ・8面 [短歌の小道具一〇〇選]【十七】鉛筆/藤島秀憲 [新刊案内] [特集歌誌] [結社の賞] [終刊歌誌] ・9面 [読みましたか? この一冊] 水原紫苑『光儀』/久我田鶴子 ・10-12面 [書評] ・湯沢千代歌集『清晨』/倉林美千子 ・市野ヒロ子歌集『天気図』/高木佳子 ・山内頌子歌集『シロツメクサを探すだろうに』/染野太朗 ・石川初枝歌集『百歳、和歌に遊んで』/鈴木英子 ・一ノ関忠人歌集『木ノ葉揺落』/阿木津英 ・今野英山歌集『琉球弧』/屋良健一郎 ・矢澤重徳歌集『会津、わが一兵卒たりし日よ』/本田一弘 ・倉阪鬼一郎著『怖い短歌』/藤原龍一郎 ・外塚喬著『実録・現代短歌史 現代短歌を評論する会』/清水亞彦 ・内野光子著『齋藤史『朱天』から『うたのゆくへ』の時代』/寺島博子 ・大辻隆弘著『佐藤佐太郎』/前田康子 ・山西雅子著『俳句づくりに役立つ! 旧かな入門』/安田純生 ・13面 [読者歌壇]大河原惇行 選 ・15面 [歌壇トピックス] ・16面 [全国歌壇ニュース]他 イラスト/よしろう
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曽川文昭歌集『スイッチバック』
¥2,750
SOLD OUT
45歳を前に独学で短歌をつくりはじめ、投稿でレトリックを錬磨した著者の第一歌集。 非正規と正規の境見えざれば空気眺めて始業を待てり すこしづつ馬鹿になりたるわれならむ管理職席与へられたり 帰り着く日はまだ遠し会社員生活といふ長き出張 書籍データ 定価:2700円(税別) 判型:四六判ハードカバー 頁数:138頁 ISBN:978-4-86534-254-3 発刊日:2019年3月28日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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現代短歌 2019年5月号
¥764
現代短歌 2019年5月/69号 定価:750円(税込) 2019年4月14日発売 A5判/174頁 6ヵ月購読料:4,500円(送料・税込) 年間講読料:9,000円(送料・税込) 巻頭作品一四四首 石井辰彦 特集 前衛短歌考 評論 「液化してゆくピアノ」について/井上法子 第二芸術論を超えて/雲嶋聆 「極」/現在/三上春海 前衛短歌の〈私的定義〉 島内景二・川野里子・大辻隆弘・武富純一・荻原裕幸・林和清・東直子・高島裕・大松達知・物部鳥奈・内山晶太・澤村斉美・鷺沢朱理・楠誓英・大森静佳 対談 永田和宏×三枝昂之 「前衛短歌が忘れたもの」 作品連載24首 永田紅・木ノ下葉子・小島なお・山下翔 作品13首 永平綠・澁谷哲・黒木紗椰・大森悦子・山階基 時評 歌壇時評/山下翔・川野芽生 作品時評/大井学・岩尾淳子 詩のプリズム/喜多昭夫 連載 書架に短筒/塚本靑史(※「塚」は点あり) うたで描くエポック 大正行進曲/福島泰樹 短歌って何?/鳥居 白手紙紀行/瀬戸夏子 コラム 短歌歳時記(五月のうた)/喜多さかえ もう一人の師/冨樫榮太郎 秘蔵の一冊/風早康惠 スクール 歌論夜話/寺井龍哉 アララギの系譜/横山季由 第一歌集ノオト 後藤祐子『ほおずき三つ』/藤島秀憲 平田洋子『穏やかな空』/喜夛隆子 足立香子『蝸牛』/土岐友浩 島田達巳『立山連峰』/上田洋一 渡邉浩史『赤色』/加藤英彦 読者歌壇/藤原龍一郎・實藤恒子 表紙写真/植本一子 表紙・目次デザイン/かじたにデザイン 梶谷芳郎・桑野由貴子 イラスト/よしろう・針生卓治
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現代短歌新聞 2019年4月号
¥300
現代短歌新聞 2019年4月/85号 定価:300円(税込) 2019年4月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:2,900円(送料・税込) ・1面 [インタビュー] 永遠に解けない問いが共感(シンパシー)を発動する。/穂村弘 [現代の作家] 猿の腰掛/沢口芙美 春愁/稲垣紘一 ・2面 [寄稿]服役と短歌/はつしばまり [視点]生の不条理と時代/桑原正紀 ・3面 [歌壇時評]「場」の空気/富田睦子 [4月のうたのヒント]前田康子 ・4-5面 [福岡県の歌人] 間千都子/青木昭子/池野京子/石井大成/植村隆雄/海老原愛/大内マツノ/大津留直/大野英子/奥村秀子/河野幸子/キム・英子・ヨンジャ/栗林喜美子/古賀雅/古賀八重子/小島恒久/小林智恵子/西城燁子/桜川冴子/鹿田恵/篠原信子/竹中優子/田代直美/立花勲/恒成美代子/内藤香代子/内藤賢司/中尾保江/中島行夫/中村仁彦/中村重義/中本昭恵/中本吉昭/永江郁江/名島ミヤ子/野田光介/橋本幸子/長谷川隆子/原口萬幸/樋口洋子/福田キヨ子/福田淳子/福田昌/藤野早苗/藤吉宏子/松井義弘/松岡晧二/松本恭子/松本スミ/元松均/安仲年枝/安成元子/山下翔/山中もとひ/吉保佳子/渡邉和子 ・8面 [作歌相談室]音読できない歌/来嶋靖生 [作品時評]「平成」という時代の中の八年/林田恒浩 ・9面 [添削コーナー]吉村睦人 [短歌レッスン]外塚喬 [力詠12首]花を燃やす/高山由樹子 ・10面 [短歌の小道具一〇〇選]【十六】名前/藤島秀憲 [万葉秀歌を読む]内藤明 [新刊案内] [特集歌誌] ・11-13面 [書評] ・花山周子歌集『林立』/遠藤たか子 ・奥村晃作歌集『八十一の春』/岡崎洋次郎 ・清水鶴子歌集『桜の季』/秋山佐和子 ・島田達巳歌集『立山連峰』/松村正直 ・緒方美恵子歌集『零るる』/鶴岡美代子 ・利根川発歌集『冬の蒼穹』/沖ななも ・塚田キヌエ歌集『西行つれて』/松本典子 ・『小川佳世子歌集』/大室ゆらぎ ・中根誠歌集『秋のモテット』/真中朋久 ・田附昭二歌集『造化』/田中成彦 ・彦坂美喜子著『子実体日記 だれのすみかでもない』/瀬戸夏子 ・吉岡太朗歌集『世界樹の素描』/廣野翔一 ・14面 [読者歌壇]大河原惇行 選 ・15面 [歌壇トピックス] ・16面 [全国歌壇ニュース]他 イラスト/よしろう
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『実録・現代短歌史 現代短歌を評論する会』[外塚喬 著]
¥3,960
片山貞美の差し出した一通の案内状から、その会は始まった。年五回開かれた会合は歌壇ジャーナリズムに一切知らされることがなく、会の発行する「評論通信」もごく限られた者のみに送られた。批評の限りを尽くした歌人たちの肉声をとどめる貴重な記録。 当時の短歌界で華やかに活躍していた歌人に焦点が当てられているわけではない。むしろ、総合誌の巻頭を飾っていたような人の作品を、厳しい目で見ていくことが会としての目的の一つでもあった。(略)誰かが記録として纏めておかなかったら、十年に及ぶ活動が水泡に帰すことは間違いない。事務局を担当した立場上、この仕事は私がしなければという思いが、連載の途中からいっそう強くなった。(「あとがき」より) 書籍データ 定価:3600円(税別) 判型:四六判ハードカバー 頁数:306頁 ISBN:978-4-86534-248-2 発刊日:2019年3月16日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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現代短歌 2019年4月号
¥764
現代短歌 2019年4月/68号 定価:750円(税込) 2019年3月14日発売 A5判/168頁 6ヵ月購読料:4,500円(送料・税込) 年間講読料:9,000円(送料・税込) 巻頭作品一〇〇首 吉田隼人 特集 花のうた 桜の覇権/水原紫苑 花変幻/日高堯子 「花音痴」その後/永田紅 高山の花/沢口芙美 砂漠の花園/三井修 戦争と「心の花」/谷岡亜紀 子規への溯行/大辻隆弘 内側から見る/前田康子 花とモダニズム/押切寛子 町かどの一もとざくら/阿木津英 花の雨/久我田鶴子 花、ニューウェーブ/永井祐 作品7首+ショートエッセイ 小池光・鵜飼康東・今野寿美・田丸英敏・三枝浩樹・渡辺松男・東直子・辰巳泰子・若狭純子・生田亜々子・小田鮎子・佐藤真美・浜﨑結花 写生文を読む「菜の花」/長塚節 花のうた 二〇〇首選/瀬戸夏子 現代短歌社賞受賞第一作「冬の苺」/門脇篤史 作品連載24首 内藤明・齋藤芳生・山本夏子・屋良健一郎・大森静佳 時評 歌壇時評/川野芽生・山下翔 作品時評/岩尾淳子・大井学 詩のプリズム/喜多昭夫 連載 書架に短筒/塚本靑史(※「塚」は点あり) うたで描くエポック 大正行進曲/福島泰樹 短歌って何?/鳥居 白手紙紀行/瀬戸夏子 コラム 短歌歳時記(四月のうた)/今井恵子 もう一人の師/高蘭子 秘蔵の一冊/金子正男 スクール 歌論夜話/寺井龍哉 アララギの系譜/横山季由 第一歌集ノオト 鄭日鮮『生きて来たりぬ』/千々和久幸 辻聡之『あしたの孵化』/加藤治郎 藪内亮輔『海蛇と珊瑚』/土岐友浩 読者歌壇/藤原龍一郎・實藤恒子 表紙写真/植本一子 表紙・目次デザイン/かじたにデザイン 梶谷芳郎・桑野由貴子 イラスト/よしろう・針生卓治
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現代短歌新聞 2019年3月号
¥300
現代短歌新聞 2019年3月/84号 定価:300円(税込) 2019年3月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:2,900円(送料・税込) ・1面 [インタビュー] 仲間のほめあいが短歌を駄目にする。/外塚喬 [現代の作家] 小鳥来て/中野昭子 早春の頃/皆川二郎 ・2面 [寄稿]何も終わってはいない 「原発事故スタディツアー」に参加して/田中律子 [視点]地方歌壇展望/中本吉昭 ・3面 [歌壇時評]全歌集とアンソロジー/尾崎まゆみ [3月のうたのヒント]佐伯裕子 ・4-5面 [福島県の歌人] 会田ハツ子/伊藤早苗/氏家真紀子/奥山隆/小川静弥/金澤憲仁/菅野福江/久住秀司/小林真代/近藤千恵/今野金哉/紺野節/紺野乃布子/齋藤芳生/佐藤輝子/鈴木こなみ/鈴木博太/高木佳子/田中寿子/藤田美智子/堀江廣行/本田一弘/水口ミキ/柚木ことは/吉田高明/吉田信雄/吉田美代/渡部軍治 ・6面 [作歌相談室]声に出して読むとき/来嶋靖生 [作品時評]歌の骨格と広がり/久我田鶴子 ・7面 [添削コーナー]吉村睦人 [短歌レッスン]外塚喬 [力詠12首]毒がへる/田口綾子 ・8面 [短歌の小道具一〇〇選]【十五】写真/藤島秀憲 [万葉秀歌を読む]内藤明 [新刊案内] ・9面 [読みましたか? この一冊] 小金井喜美子『泡沫の歌 森鷗外と星新一をつなぐひと』/生田亜々子 [近詠一首] ・10-12面 [書評] ・永田和宏歌集『某月某日』/三枝浩樹 ・福島泰樹歌集『うたで描くエポック 大正行進曲』/田中綾 ・『内藤明歌集』『続内藤明歌集』/松村正直 ・『神作光一全歌集』/久々湊盈子 ・北神照美歌集『ひかる水』/島田幸典 ・三井ゆき歌集『池にある石』/瀬戸夏子 ・石本照子歌集『山法師』/春日いづみ ・星河安友子歌集『歳月はかへらず』/沖ななも ・高野公彦著『明月記を読む』(上・下)/吉川宏志 ・上村典子著『うた読む窓辺、うた待つ岸辺』/遠藤由季 ・谷岡亜紀著『言葉の位相』/江田浩司 ・田村元著『歌人の行きつけ』/黒瀬珂瀾 ・13面 [講演ファイル] 「当事者」という呪詛/高木佳子 ・14面 [読者歌壇]栗木京子 選 ・15面 [歌壇トピックス] ・16面 [全国歌壇ニュース]他 [作品5首]波汐國芳 イラスト/よしろう
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現代短歌 2019年3月号
¥764
現代短歌 2019年3月/67号 定価:750円(税込) 2019年2月14日発売 A5判/176頁 6ヵ月購読料:4,500円(送料・税込)/ 年間講読料:9,000円(送料・税込) 二人五十首 田宮朋子/紺野万里 特集 原発を詠む 故郷喪失/吉田信雄 震災後わたしのうたはどう変ったか/梅田陽子 見えないものを見る視座/伊藤正幸 写真・福島の怒れる人々 「当事者」を問う/高木佳子 岡井隆の短歌を中心にして、「原発と前衛」について考えたこと/江田浩司 何が正しいのか分からないとき、どう表現するか/吉川宏志 作品7首+ショートエッセイ 三上春海・梅内美華子・三川博・波汐國芳・今野金哉・吉田信雄・梅田陽子・小林真代・遠藤たか子・佐藤通雅・梶原さい子・駒田晶子・斉藤梢・中根誠・真中朋久・猿田彦太郎・上田善朗・文月郁葉・山田富士郎・草間馨子・大塚ひさみ・柴田典昭・山田消児・安部洋子・高野公彦・中西信行・小嶋一郎・江副壬曳子・福満薫・森山良太 作品連載24首 加藤英彦・前田康子・内山晶太・森垣岳・鳥居 作品13首 藤井幸子・狩野一男・物部鳥奈 時評 歌壇時評/山下翔・川野芽生 作品時評/大井学・岩尾淳子 詩のプリズム/喜多昭夫 連載 書架に短筒/塚本靑史(※「塚」は点あり) うたで描くエポック 大正行進曲/福島泰樹 短歌って何?/鳥居 白手紙紀行/瀬戸夏子 コラム 短歌歳時記(三月のうた)/花山多佳子 もう一人の師/雁部貞夫 秘蔵の一冊/本田一弘 スクール 歌論夜話/寺井龍哉 アララギの系譜/横山季由 第一歌集ノオト 茅野眞澄『青』/春日いづみ 宇都宮敦『ピクニック』/大室ゆらぎ 大島史洋『藍を走るべし』/瀬戸夏子 読者歌壇/藤原龍一郎・實藤恒子 表紙写真/植本一子 表紙・目次デザイン/かじたにデザイン 梶谷芳郎・桑野由貴子 イラスト/よしろう・針生卓治
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島田達巳歌集『立山連峰』
¥2,750
雪深い国から出郷した青年は、「三つの職種と五つの職場」(あとがき)を移りながら、社会的なキャリアを築いていった。いわば立身出世を果たしたのだが、島田さんの歌にはそういう成功者にありがちの嫌みがない。ここに引いた歌に笑まずにはいられないのだが、盗みたいという衝動の走った後ろ暗い記憶。おずおずと友の煙草ケースに手を伸ばすうしろめたさ。小心なところもあるのだろうと思うが、それらを何の邪気も無くみずからの上にうべなう。島田さんのこころの生地にはそういう素直さがある。(阿木津英「跋」より) 学会の研究発表ある朝は不安がよぎる七十歳(ななじゅう)のいまも たばこ絶ち一年を経ておずおずと友の煙草箱(ケース)に手を伸ぶる夢 終戦後盗りたくなるほど欲しかりしバナナひと房百円に買う
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現代短歌新聞 2019年2月号
¥300
現代短歌新聞 2019年2月/83号 定価:300円(税込) 2019年2月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:2,900円(送料・税込) ・1面 [インタビュー] カラオケボックスでマイクで音読して推敲した。/山下翔 [現代の作家] 阿羅漢の琴/阿木津英 歳尾歳旦/大下一真 ・2面 [寄稿]小谷稔先生を悼む/小松昶 [視点]ゆるやかにある/門脇篤史 ・3面 [歌壇時評]新人賞から第一歌集へ きりんと付箋紙と海蛇/尾崎まゆみ [2月のうたのヒント]佐波洋子 ・4-5面 [三重県の歌人] 安里檀/石井明子/伊藤典子/今西秀樹/岩花キミ代/大井力/大谷ゆかり/大辻隆弘/大平修身/笠井かず枝/金子靖子/釜田美佐/喜多功/喜多さかえ/雲鳴聆/久留原昌宏/斎藤宗幸/城俊行/東條尚子/常磐井猷麿/冨田博一/仲宗角/中川左和子/中森和子/廣野翔一/三原香代/森陽子/山岸金子 ・6面 [作歌相談室]文語と口語2/来嶋靖生 [作品時評]節目、存在の再確認/久我田鶴子 ・7面 [添削コーナー]吉村睦人 [短歌レッスン]外塚喬 [力詠12首]くさむら/木ノ下葉子 ・8面 [短歌の小道具一〇〇選]【十四】糞/藤島秀憲 [万葉秀歌を読む]内藤明 [近詠一首] ・9面 [読みましたか? この一冊] 山下翔『温泉』/一ノ関忠人 [新刊案内] ・10-12面 [書評] ・馬場あき子歌集『あさげゆふげ』/富田睦子 ・『稲葉京子全歌集』/前田康子 ・小林幸子歌集『六本辻』/久々湊盈子 ・井上美地『残照』/吉村彰子 ・吉村睦人歌集『蠟梅の花』/松村正直 ・川﨑勝信歌集『天人』/久保田登 ・本阿弥秀雄歌集『梛の木なぎの実』/田村元 ・宇都宮敦歌集『ピクニック』/大松達知 ・鎌田和子歌集『凍道』/内田弘 ・小島笑子歌集『欅の息吹』/畠山満喜子 ・日高堯子歌集『空目の秋』/北神照美 ・河野多香子歌集『古今さらさら』/佐藤千代子 ・13面 [講演ファイル] 岩田正と窪田空穂 人間的なるものの深さへ/米川千嘉子 ・14面 [読者歌壇]栗木京子 選 ・15面 [歌壇トピックス] ・16面 [全国歌壇ニュース]他 [作品5首]佐藤嘉一 イラスト/よしろう
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現代短歌 2019年2月号
¥764
現代短歌 2019年2月/66号 定価:750円(税込) 2019年1月14日発売 A5判/168頁 6ヵ月購読料:4,500円(送料・税込)/ 年間講読料:9,000円(送料・税込) 二人五十首 中川佐和子/松村正直 特集 第一歌集の頃 春日真木子・尾崎左永子・蒔田さくら子・来嶋康生・横山岩男・實藤恒子・千々和久幸・高野公彦・金子貞雄・伊藤一彦・福島泰樹・古谷智子・鵜飼康東・三枝浩樹・永田和宏・小池光・大下一真・桑原正紀・久々湊盈子・恩田英明・小島ゆかり・大辻隆弘・俵万智・黒瀬珂瀾 追悼 古谷稔 古谷稔作歌の周辺/倉林美千子 古谷先生を偲ぶ/横山季由 古谷先生の思い出/濱田千代子 小谷稔 三十首選 作品連載24首 永田紅・小島なお・山下翔 作品13首 谷とも子・松木秀・工藤吉生・山内頌子・近藤優樹 時評 歌壇時評/土岐友浩・矢野和葉 作品時評/大松達知・梅内美華子 詩のプリズム/喜多昭夫 連載 書架に短筒/塚本靑史(※「塚」は点あり) うたで描くエポック 大正行進曲/福島泰樹 短歌って何?/鳥居 白手紙紀行/瀬戸夏子 コラム 短歌歳時記(二月のうた)/今野寿美 もう一人の師/門脇篤史 秘蔵の一冊/松田愼也 スクール 歌論夜話/寺井龍哉 アララギの系譜/横山季由 第一歌集ノオト 島崎征介『鷹柱』/本木巧 織本とり『草の香』/宮本永子 黒木沙椰『Manazashi 677』/鯨井可菜子 読者歌壇/飛髙敬・木村雅子 トピック(歌壇なう) 第五回佐藤佐太郞短歌賞・第六回現代短歌社賞授賞式報告記/楠誓英 表紙写真/植本一子 表紙・目次デザイン/かじたにデザイン 梶谷芳郎・桑野由貴子 イラスト/よしろう・針生卓治
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現代短歌新聞 2019年1月号
¥300
現代短歌新聞 2019年1月/82号 定価:300円(税込) 2019年1月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:2,900円(送料・税込) ・1面 [インタビュー] 俳句にヒントを得て言葉の化学反応をたのしむ。/栗木京子 [現代の作家] ちゃんちゃんこ/道浦母都子 全黄葉/大山敏夫 ・2面 [寄稿]回顧と展望・短歌の世界/藤原龍一郎 [視点]言葉の文化的背景/松田愼也 ・3面 [歌壇時評]時代と短歌と感情と/尾崎まゆみ [12月のうたのヒント]秋山佐和子 ・4-5面 [新春競詠亥年の歌人] 新井竹子/有賀信夫/安藤直彦/石井松夫/磯田ひさ子/一ノ瀬理香/一文字十圓/出村俊子/伊藤佐重子/井上槇子/浦谷政夫/江副壬曳子/大原輝子/岡本弘子/岡本勝/長田邦雄/音羽晃/小野光惠/加沢隆/河路由佳/河村昌子/菊池映一/木村あい子/小嶋一郎/小早川芳子/阪森郁代/嵯峨美津江/佐藤東子 ・6-7面 [新春競詠亥年の歌人] 清水正子/杉浦美智子/鈴木鶴江/たなかみち/田中成彦/塚本瑠子/釣美根子/東郷良子/遠山利子/利根川発/中川佐和子/長岡弘子/仁木理子/藤井雅和/藤川弘子/前田宏/松尾祥子/松木鷹志/馬渕美奈子/村岡嘉子/森富男/山﨑啓子/山野吾郎/山本登志枝/山本和可子/吉沢あけみ/若菜邦彦/渡辺茂子 ・8面 [賀詞名刺交換広告] ・9面 [読みましたか? この一冊] 黒木沙椰『Manazashi 677』/坂井修一 [新刊案内] ・10面 [2017年の収穫歌集] 豊穣の三十代/大辻隆弘 実り多き一年/富田睦子 ・11面 [作歌相談室]わからない歌/来嶋靖生 [作品時評]想起される過去と、現在/久我田鶴子 ・12面 [力詠12首]まるだし/田宮智美 [添削コーナー]吉村睦人 [短歌レッスン]外塚喬 ・13面 [短歌の小道具一〇〇選]【十三】金/藤島秀憲 [万葉秀歌を読む]内藤明 ・14面 [読者歌壇]栗木京子 選 ・15面 [歌壇トピックス] ・16面 [全国歌壇ニュース]他 イラスト/よしろう
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現代短歌 2019年1月号
¥764
現代短歌 2019年1月/65号 定価:764円(税込) 2018年12月14日発売 A5判/168頁 6ヵ月購読料:4,500円(送料・税込)/ 年間講読料:9,000円(送料・税込) 巻頭作品新春競詠亥(猪)のうた 永田和宏・佐伯裕子・小池光・香川ヒサ・谷岡亜紀・米川千嘉子 特集 心に残ったこの一首2018 平井弘・奥村晃作・秋山周子・佐佐木幸綱・雁部貞夫・高野公彦・佐藤通雅・御供平佶・中野昭子・沖ななも・三枝浩樹・鵜飼康東・時田則雄・木村雅子・花山多佳子・阿木津英・島田修三・名嘉真恵美子・加茂信昭・小松昶・本木巧・今井恵子・柳宣宏・栗木京子・中川佐和子・松平盟子・島内景二・山谷英雄・久我田鶴子・中津昌子・三浦柳・坂井修一・加藤治郎・水原紫苑・大辻隆弘・藤島秀憲・大室ゆらぎ・俵万智・寺島博子・林和清・なみの亜子・佐藤弓生・真中朋久・若狭純子・吉川宏志・生田亜々子・遠藤由季・内山晶太・宇都宮敦・小田鮎子・石川美南・永井祐・楠誓英・小島なお・川野芽生 心に残ったこの歌集2018 東直子・前田康子・染野太朗 作品連載24首 内藤明・齋藤芳生・山本夏子・屋良健一郎・大森静佳 時評 歌壇時評/土岐友浩・矢野和葉 作品時評/大松達知・梅内美華子 詩のプリズム/喜多昭夫 連載 書架に短筒/塚本靑史(※「塚」は点あり) うたで描くエポック 大正行進曲/福島泰樹 短歌って何?/鳥居 白手紙紀行/瀬戸夏子 コラム 短歌歳時記(一月のうた)/小島ゆかり もう一人の師/前田宏 秘蔵の一冊/内田弘 スクール 歌論夜話/寺井龍哉 アララギの系譜/横山季由 読者歌壇/飛髙敬・木村雅子 トピック(歌壇なう) 「声の復権」 玉川奈々福×福島泰樹×間村俊一バトルトーク 表紙写真/植本一子 表紙・目次デザイン/かじたにデザイン 梶谷芳郎・桑野由貴子 イラスト/よしろう・針生卓治
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現代短歌新聞 2018年12月号
¥300
現代短歌新聞 2018年12月/81号 定価:300円(税込) 2018年12月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:2,900円(送料・税込) ・1面 [インタビュー] 九十二歳にしてやっと肩の力が抜けた。/春日真木子 [現代の作家] 囲炉裏人の歌/福島泰樹 布をたたみて/沖ななも ・2面 [寄稿]現代短歌社賞を振り返る/安田純生 [視点]時代と短歌/香川哲三 ・3面 [歌壇時評]結社は必要です/尾崎まゆみ [12月のうたのヒント]利根川発 ・4-5面 [島根県の歌人] 荒井玲子/池本一郎/石飛誠一/井上政彦/上田正枝/上田実千江/荻原伸/押本昌幸/加藤英臣/北尾勲/木村孝次/倉信範子/倉益敬/佐伯立子/佐々木千代/角公邦/滝田倫子/竹内多美子/田中夏日/中尾恭治/成田公一/西尾憲治/平尾潤子/福政ますみ/祝部弘子/本間温子/山﨑一惠/山本憲二郎 ・6面 [作歌相談室]新しい歌が詠みたい/来嶋靖生 [作品時評]見上げる空と日常と/久我田鶴子 ・7面 [力詠12首]どうか今日の日/笠木拓 [添削コーナー]吉村睦人 [短歌レッスン]外塚喬 ・8面 [短歌の小道具一〇〇選]【十二】日記/藤島秀憲 [万葉秀歌を読む]内藤明 ・10面 [読みましたか? この一冊] 与謝野晶子『私の生い立ち』/藤原龍一郎 ・11-13面 [書評] ・春日真木子歌集『何の扉か』/瀬戸夏子 ・米川千嘉子歌集『牡丹の伯母』/小林幸子 ・永田紅歌集『春の顕微鏡』/佐伯裕子 ・石川美南歌集『架空線』/沼尻つた子 ・玉井清弘歌集『谿泉』/久保田登 ・平山公一歌集『鋼』/田村広志 ・大島史洋歌集『藍を走るべし』/佐佐木定綱 ・佐保田芳訓著『佐藤佐太郞の作歌手帳』/山中律雄 ・加藤満智子歌集『秋の燕』/久々湊盈子 ・吉越陽子歌集『風の記憶』/紺野万里 ・合同歌集『風の賦』/沢口芙美 ・北原東代著『非凡なる凡婦 白秋の妻菊子』/藤野早苗 ・14面 [読者歌壇]栗木京子 選 ・15面 [歌壇トピックス] ・16面 [全国歌壇ニュース]他 [作品5首]前田康子 イラスト/よしろう
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福島泰樹歌集『うたで描くエポック 大正行進曲』
¥3,300
大正時代を生きた人々に抉るような傷を与えた大逆事件。時代が再びきな臭さを増す今日、福島泰樹の眼の前に、死者がよみがえり、踊りながら歩き出した。ひらめくナイフの光のように危険な第三十一歌集。 「十二人とも殺されたね」うん、深川行きの小窓に映る淺草の灯よ どこを刺しても滲み出る血は大杉の臭いしかないアナーキストの 電線に引っかかってた黒い布、弔旗となりて春来【きた】るべし 書籍データ 定価:3000円(税別) 判型:A5判ハードカバー 頁数:250頁 ISBN:978-4-86534-244-4 発刊日:2018年11月30日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院(gift10叢書第14篇)
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宇都宮敦歌集『ピクニック』
¥2,200
2000年に枡野浩一に出会い、2005年第四回歌葉新人賞次席となって注目され た著者。 ポップな言葉に擬装された無垢な感情表出は若い世代を中心に圧倒的な支持を得てき た。 遅れてきた第一歌集が「少年ジャンプ」サイズで堂々刊行。 ※このサイトからお買い上げいただく場合、先着、330冊限定で本歌集よりランダム一首を著者直筆&サイン入り特典つき! 君のかばんはいつでも無意味にちいさすぎ たまにでかすぎ どきどきさせる ネコかわいい かわいすぎて町中の犬にテニスボールを配りたくなる だいじょうぶ 急ぐ旅ではないのだし 急いでないし 旅でもないし 定価:2,000円(税別) 判型:B5判ソフトカバー 頁数:248頁 ISBN:978-4-86534-250-5 発刊日:2018年11月27日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院(gift10叢書第15篇)
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現代短歌 2018年12月号
¥764
現代短歌 2018年12月/64号 定価:750円(税込) 2018年11月14日発売 A5判/172頁 6ヵ月購読料:4,500円(送料・税込)/ 年間講読料:9,000円(送料・税込) 二人五十首 春日いづみ/林あまり ・第6回佐藤佐太郎短歌賞発表 選考委員コメント/秋葉四郎・大島史洋・小島ゆかり・永田和宏 受賞作 前田康子『窓の匂い』三十首抄 ・第6回現代短歌社賞発表 受賞作 門脇篤史「風に舞ふ付箋紙」三十首抄 次席 笠木拓「はるかカーテンコールまで」・山階基「風にあたる」二十首抄 佳作 十首抄 選考座談会/阿木津英・黒瀬珂瀾・瀬戸夏子・松村正直 候補作 五首抄 作品連載24首 加藤英彦・内山晶太・森垣岳・鳥居 作品13首 来嶋靖生・なみの亜子・駒田晶子・蒼井杏 トピック(歌壇なう) 本田一弘 時評 歌壇時評/土岐友浩・矢野和葉 作品時評/大松達知・梅内美華子 詩のプリズム/喜多昭夫 連載 書架に短筒/塚本靑史(※「塚」は点あり) うたで描くエポック 大正行進曲/福島泰樹 短歌って何?/鳥居 白手紙紀行/瀬戸夏子 コラム 短歌歳時記(十二月のうた)/松平盟子 もう一人の師/山下翔 秘蔵の一冊/紀野恵 スクール 歌論夜話/寺井龍哉 アララギの系譜/横山季由 読者歌壇/飛髙敬・木村雅子 第一歌集ノオト 鷺沢朱理歌集『ラプソディーとセレナーデ』/大森静佳 飯田綾乃歌集『リヴァーサイド』/瀬戸夏子 大下一真歌集『存在』/千々石和久幸 表紙写真/植本一子 表紙・目次デザイン/かじたにデザイン 梶谷芳郎・桑野由貴子 イラスト/よしろう・針生卓治
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現代短歌新聞 2018年11月号
¥300
現代短歌新聞 2018年11月/80号 定価:300円(税込) 2018年11月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:2,900円(送料・税込) ・1面 [インタビュー] 歌はすべて、いい歌でなければいけない、と強く信じる自分がいた。/門脇篤史 [現代の作家] 白寿/實藤恒子 茜雲/横山岩男 ・2面 [寄稿]佐藤佐太郎短歌賞を振り返る/大島史洋 [視点]自然詠の再評価を/本田一弘 ・3面 [歌壇時評]批評会(レジメ)の楽しみ方/尾崎まゆみ [11月のうたのヒント]桜川冴子 ・4-5面 [長野県の歌人] 青柳幸秀/海野幸一/小澤富貴子/笠原真由美/樫井礼子/岸田千恵/久保田幸枝/小林正一/小宮山久子/近藤芳仙/関アツ子/田口昭子/田村三好/茅野信二/伝田幸子/豊島フミ子/原田千万/疋田和男/松田康美/丸茂伊一/光本恵子/宮坂俊子/宮脇瑞枝/目黒哲朗/桃林聖一/森泉悠子/山岡弘道/山村泰彦 ・6面 [作歌相談室]歌の学び方/来嶋靖生 [作品時評]晩夏から微量の秋へ/久我田鶴子 ・7面 [力詠12首]鍵/橋場悦子 [添削コーナー]吉村睦人 [短歌レッスン]外塚喬 ・8面 [短歌の小道具一〇〇選]【十一】火/藤島秀憲 [万葉秀歌を読む]内藤明 ・9面 第一歌集文庫紙上フェア ・10面 [読みましたか?この一冊] 春日真木子歌集『何の扉か』/小島ゆかり ・11-13面 [書評] ・橋本喜典歌集『聖木立』/三枝浩樹 ・春日いづみ歌集『塩の行進』/松本典子 ・桜井京子歌集『超高層の憂鬱』/沖ななも ・生田亜々子歌集『戻れない旅』/富田睦子 ・大下一真歌集『存在』/山中律雄 ・与謝野晶子著『私の生い立ち』/松平盟子 ・浜崎達美歌集『方形の空』/大森智子 ・横山岩男著『千代國一の短歌』/沢村芙美 ・天草季紅著『ユーカラ邂逅』/松村正直 ・沼沢修著『茂吉歌碑を訪ねて』/岡本勝 ・及川隆彦著『編集者の短歌史』/藤原龍一郎 ・14面 [読者歌壇]栗木京子 選 ・15面 [歌壇トピックス] ・16面 [全国歌壇ニュース]他 [作品5首]雁部貞夫 イラスト/よしろう
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現代短歌 2018年11月号
¥764
現代短歌 2018年11月/63号 定価:750円(税込) 2018年10月14日発売 A5判/172頁 6ヵ月購読料:4,500円(送料・税込)/ 年間講読料:9,000円(送料・税込) 巻頭作品一〇〇首 佐久間章孔 特集 ハンセン病と短歌 ハンセン病、短歌、天皇制――終戦までのハンセン病短歌をめぐって/松岡秀明 一握の藁を求めて――歌人島田尺草/塚本諄 『白描』を読む――写実から反写実へ/都築直子 いく人もいく人も吾は生みたし――津田治子の作品世界とその生涯/恒成美代子 生命のあるかぎり――歌に命を賭けた病者・里山るつ/平山良明 愛楽園短歌壇の歩みとハンセン病短歌/仲程昌徳 [作品抄] 島田尺草/明石海人/津田治子/里山るつ/新井節子 [対談] 元患者さんたちの「文化的な死」を回避するために/野村謙・平山良明 [ハンセン病短歌アンソロジー] 平山良明・編 作品連載24首 永田紅・小島なお・山下翔 作品13首 倉林美千子・櫟原聰・荻原裕幸 時評 歌壇時評/土岐友浩・矢野和葉 作品時評/大松達知・梅内美華子 詩のプリズム/喜多昭夫 連載 書架に短筒/塚本靑史 うたで描くエポック 大正行進曲/福島泰樹 歌論夜話/寺井龍哉 短歌って何?/鳥居 白手紙紀行/瀬戸夏子 コラム 短歌歳時記(十一月のうた)/佐藤千代子 もう一人の師/林田恒浩 秘蔵の一冊/實藤恒子 スクール アララギの系譜/横山季由 読者歌壇/飛髙敬・木村雅子 第一歌集ノオト 生田亜々子歌集『戻れない旅』/外塚喬 高島清子歌集『薔薇は静かに』/塚本瑠子 山下翔歌集『温泉』/浅野大輝 表紙写真/植本一子 表紙・目次デザイン/かじたにデザイン 梶谷芳郎・桑野由貴子 イラスト/よしろう・針生卓治
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大島史洋歌集『藍を走るべし』
¥880
実景や状況をそのまま言葉に定着させるのではなく、それを(過剰に)自身(の理想)に引き付けてべつのものに転換してしまうありよう、それが「観念」化ということではないかと思う。そのようにとらえたとき、『藍を走るべし』はいかにも観念に充ちている。そしてそれを促すエネルギーの源に「若さ」がある。(染野太朗「解説」より) ひそやかにひとりの苦悶の暮れゆけば雷とどろきて夜を走るべし いま僕におしえてほしいいちにんの力のおよぶ国のはんいを かぎろいの燃えたつなかに塔はたち 登れ君らにたおされるまで 定価:800円(税別) 判型:文庫版ソフトカバー 頁数:138頁 ISBN:978-4-86534-243-7 発刊日:2018年10月7日 発行:現代短歌社
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現代短歌新聞 2018年10月号
¥300
現代短歌新聞 2018年10月/79号 定価:300円(税込) 2018年10月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:2,900円(送料・税込) ・1面 [インタビュー] 言葉よりもナマな思いが後に残る。そんな歌を詠みたい。/前田康子 [現代の作家] 独笑/秋葉四郎 晩夏抄/大塚布見子 ・2面 [寄稿]短歌を選ぶ理由 人間が詩形を選ぶ/藤原龍一郎 [視点]一五〇年の声/本田一弘 ・3面 [歌壇時評]歌集の楽しみ(虚実皮膜)/尾崎まゆみ [10月のうたのヒント]平山公一 ・4-5面 [山形県の歌人] 相原美智子/阿部京子/阿部安宏/井上菅子/梅津純子/大木喜久子/大瀧保/大沼久子/金森和子/鎌上純子/菊地ツ子/佐々木秀子/實松大吾郎/鹿野暢子/色摩貫司/塚本敞/冨樫榮太郎/布宮雅昭/布宮慈子/野口秀子/早坂冨美子/舩山達郎/前田博/槇恭子/牧野房/松岡圭子/山川ひろみ/山本正子 ・6面 [作歌相談室]文語と口語の混用/来嶋靖生 [作品時評]猛暑の凌ぎ方ほか/久我田鶴子 ・7面 [力詠12首]歌会ってほんとくだらないと思う/瀬戸夏子 [添削コーナー]吉村睦人 [短歌レッスン]外塚喬 ・8面 [短歌の小道具一〇〇選]【十】花束/藤島秀憲 [万葉秀歌を読む]内藤明 ・9面 [読みましたか? この一冊] 恩田英明歌集『葭莩歌集』/高木佳子 ・10-12面 [書評] ・栗木京子歌集『ランプの精』/長澤ちづ ・正井姈歌集『詠まざれば』/吉村彰子 ・芹澤弘子歌集『ハチドリの羽音』/近藤かすみ ・『糸川雅子歌集』/富田睦子 ・江田浩司歌集『孤影』/加藤英彦 ・小佐野彈歌集『メタリック』/黒瀬珂瀾 ・山下翔歌集『温泉』/大松達知 ・髙野岬歌集『海に鳴る骨』/田村元 ・永田和宏著『地の体力』/坂井修一 ・古谷智子著『片山廣子』/横山未来子 ・田中教子著『覚醒の暗指』/前田康子 ・菱川善夫著『塚本邦雄の宇宙Ⅰ・Ⅱ』/林和清 ・13面 [読者歌壇]栗木京子 選 ・14面 [講演ファイル] 噂話と真相/千野明日香 ・15面 [歌壇トピックス] ・16面 [全国歌壇ニュース]他 [作品5首]高島清子 イラスト/よしろう
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大下一真歌集『存在』
¥880
この歌集『存在』の一首一首はまるで、この世界から与えられた様々な公案に、若き禅僧が苦悶し、全身を奮い立たせて答えを出そうとする、そんな精神の表れにも見える。(略)そうした精神の未熟を見つめながら人は移ろっていくのではないか。少なくとも僕は、この歌集の潔癖さに言いようのない愛着を感じる。(黒瀬珂瀾「解説」より) 夏の陽を葉に遊ばせて一樹立つこの雄々しさにいたり難しも 若き死も枯木朽ちゆくごとき死も見て来ぬ闇に尿を放つ 穢土と呼ぶこの世の冬ぞ仰ぐとき無数の切片天より下る 定価:800円(税別) 判型:文庫版ソフトカバー 頁数:120頁 ISBN:978-4-86534-240-6 発刊日:2018年9月25日 発行:現代短歌社