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大島史洋歌集『どんぐり』
¥3,300
どんぐり 大島史洋/著 老いる者は、いつか壊れる。亡きひとびとと語らい、壊れゆくみずからの予感を 書き綴る歌人の、孤独にして濃密なる時間。第十三歌集 夕早く灯りを点けし屋台より煙は吹きて焼くものは見ゆ 亡き友とかわす会話のつまらなさおのれの思うままにはこべば 気にかかる何もなしとぞ思いたる幾たびの夜ぞ打ちのめされぬ 定価:3,000円(税別) 判型:四六判ハードカバー 頁数:226頁 ISBN:978-4-86534-322-9 発行日:2020年4月13日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院(gift10叢書第26篇)
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齋藤芳生歌集『花の渦』
¥2,970
花の渦 齋藤芳生 著 その声は、昔話の読み聞かせのように明るく降りそそぎ、またある時は、川に揉まれる一塊の花のように、心の岸辺に流れ着く。福島の現代の語り部たらんとする歌人の第三歌集。 林檎の花透けるひかりにすはだかのこころさらしてみちのくは泣く 大きな花束(グラン・ブーケ)を落ちこぼれたる花として暮れゆく丸の内を仰ぎぬ ああ春の向こうからどっと駆けてきてふくしまの子らがわれの手を引く 定価:2,700円(税別) 頁数:244頁 ISBN:978-4-86534-307-6 発刊日:2019年11月16日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院(gift10叢書第24篇)
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山崎美智子歌集『起床の楽』『こほろぎの声』
¥5,500
起床の楽/こほろぎの声 山崎美智子/著 「障がい者に対するまったくフェアな眼差しと、場面や対象を いきいきと歌に定着させるありようこそ、山崎さんの歌の最大の 特徴ではないか」染野太朗(「解説」より) 養護学校や盲学校の寄宿舎指導員として児童・生徒と寝食を 共にした著者。長年詠み溜めた歌が『起床の楽』(1973-1988)、 『こほろぎの声』(2000-2015)の2冊に結実。 ステンレスと革なる下肢の補装具をデートにゆくや青年みがく 背をかがめ両の手のばす盲【めし】ひの児ひかり分けつつ球に寄りゆく 「車椅子に乗る児がゐますが旅館では受け入れますか」遠き日となる 定価:2冊セット5000円(税別) 判型:四六判(上製函入) 頁数:各246ページ ISBN: 978-4-86534-335-9/336-6 発行日:2020年7月15日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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現代短歌新聞 2020年11月号
¥300
2020年11月5日発売タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) •1面 [インタビュー] 「北の地にいる私」を誇りに思う。/北山あさひ [現代の作家] 生きてゐる/堀江厚一 絹の音/児玉喜子 •2面 [コラム]河野裕子没後10年「二千首作りなさい」/川本 千栄 [視点]「更なる密をめざして」/磯 史郎 •3面 [作品時評]/大辻隆弘 [11月のうたのヒント]永井正子 •4面 [読みましたか?この一冊] 田中滋子著『紫木蓮』/遠藤たか子 [新刊案内] •5-7面 [書評] 永田淳歌集『竜骨もて』・率直な詠みぶり/宇田川寛之 大山敏夫歌集『醜の夏草』・風通しの良さ/今井恵子 綾部光芳歌集『清韻』・凝縮した人生観/沖ななも 小澤一惠歌集『遠くへ行きたい』・心象を表現する/安部真理子 水原紫苑歌集『如何なる花束にも無き花を』・一生涯的文体の模索/荻原裕幸 井上菅子歌集『花は紅』・命の明暗を見つめる人/齋藤芳生 渡辺謙歌集『プリムラの花』・老老介護を生きる力に/横山季由 小谷博泰歌集『時をとぶ町』・近くて遠い存在/近藤かすみ 仲間節子歌集『シンギングサンド』・鳴き砂の声を聞く/伊勢方信 秋元夏子歌集『夏麻』・凩と銀河を入れて/北神照美 鈴木ちはね歌集『予言』・意味もなく必要以上/喜多昭夫 阿波野巧也歌集『ビギナーズラック』・都市を見る人/藤原龍一郎 •8-9面 [福井県の歌人] 有馬奎悟/市村善郎/上田善朗/織田香寿子/加納暢子/帰山貞子/児玉普定/紺野万里/阪井奈里子/佐々木貞子/清水宮子/杉崎康代/髙木敏美/竹内展子/武下奈々子/竹村祐美子/中塚幸子/中橋睦美/南部輝子/野村絹枝/林勇二/林洋子/古谷尚子/古谷義次/堀田重則/丸岡里美/山口容子/米澤幸枝 •10-11面 [読者歌壇]小池光/栗木京子選 ※選者交代第2回目 •12面 [推敲アドバイス]吉川宏志 ※連載2回目 [万葉秀歌を読む]26 内藤明 •13面 [作歌相談室]来嶋靖生 [短歌レッスン]外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]【三十五】柿/藤島秀憲 •14面 [壇論風発] [催し案内] [現代短歌社新刊案内] •15面 [歌壇ニュース] [結社の賞] [特集歌誌] •16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [四コマ]エア歌人さん【09】他
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高尾恭子歌集『裸足のステップ』
¥2,200
裸足のステップ 高尾恭子 著 「ありふれた一市民」、そのように自らをいう著者は、京都生まれの大阪人。 気ばたらきの一方にある、ユーモアのセンスは、どこで養われたのだろう。 窮屈な靴など脱ぎ捨て、裸足で踏み出すステップは、〈市民〉としての足跡を 軽やかに残していく。 久我 田鶴子(帯文より) 底冷えの京の町家に蓬髪の母は流離の灯りをともす 打たれても鋼になれず仰ぎ見る月は乱麻の鎌ほどに鋭【と】き 纏足のようなパンプスぬぎすてし女こぞりて現在【いま】を駆けゆく 定価:2000円(税別) 判型:四六判 頁数:174ページ ISBN: 978-4-86534-334-2 発行日:2020年6月27日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院(gift10叢書第28篇)
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『宮地伸一の秀歌』[雁部貞夫 著]
¥2,860
※2020年4月24日販売開始 宮地伸一の秀歌 雁部貞夫/著 アララギ最後の歌人と称すべき宮地伸一の愛弟子だった著者。 宮地の作品世界が凝縮された昭和期の三冊の歌集『町かげの沼』『夏の落葉』『潮差す川』より、 忘れがたい作品を選んで解説、鑑賞。百首選、略年譜を付す。 定価:2,600円(税別) 判型:四六判ソフトカバー 頁数:210頁 ISBN:978-4-86534-328-1 発行日:2020年4月24日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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現代短歌新聞 2020年10月号
¥300
2020年10月5日発売タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) •1面 [インタビュー] 自分に恐怖するもう一人の自分が語りだすドラマ。/佐佐木定綱 [現代の作家] 夏の終わりに/本木 巧 風草/落合けい子 •2面 [コラム]三島由紀夫と和歌/島内 景二 [視点]「奥ゆきのある歌会を」/小田鮎子 •3面 [作品時評]/大辻隆弘 [9月のうたのヒント]大下一真 •4面 [読みましたか?この一冊] 尾崎左永子著『自伝的短歌論』/佐波洋子 [新刊案内] •5-7面 [書評] 三枝浩樹歌集『黄昏【クレプスキュール】』・命の感慨と祈り/東直子 小川佳世子歌集『ジューンベリー』・もういない鳥/大室ゆらぎ 高木佳子歌集『玄牝』・目をそらすことなく/齋藤芳生 谷岡亜紀歌集『ひどいどしゃぶり』・「劇画」的な歌集/山田航 百々登美子歌集『荒地野菊』・孤独ではなく、痛み/大森静佳 柴屋絹子歌集『風の音』・想ひは満ちくるを/久々湊盈子 喜多さかえ歌集『宙』・「やどりぎ」と共に七十年/青木陽子 立野明子歌集『赤き月』・その裡なる声/押切寛子 塔短歌会・東北『3299日目東日本大震災から九年を詠む』・積み重なる時間/駒田晶子 山崎美智子歌集『起床の楽』『こほろぎの声』・行動力と愛情/恒成美代子 笹公人著『念力レストラン』・あなたの目の前に/川島結佳子 鈴木恵子評論集『平成データ短歌論』・時代の検証とこれから/林田恒浩 •8-9面 [滋賀県の歌人]五十鈴澄子/出美智子/今西早代子/宇野幸男/浦山増二/小野和子/梶川孝子/河分武士/北村初子/北村冨士子/木村光子/小西久二郎/財前順士/澤絢子/皇邦子/髙間照子/遠山利子/中道節子/那須洋子/西村考史/前川登代子/宮本照男/村島典子/森典子/森田ひさゑ/藪紅美子/山中貞三/渡辺茂子 •10面 [推敲アドバイス]吉川宏志 ※新連載 [万葉秀歌を読む]25 内藤明 ・11面 [作歌相談室]来嶋靖生 [短歌レッスン]外塚喬 [短歌の小道具一〇〇選]【三十四】亀/藤島秀憲 •12-13面 [読者歌壇]小池光/栗木京子選 ※選者交代第1回目 •14面 [オフィス移転のご挨拶] •15面 [歌壇ニュース] [壇論風発] •16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [結社の賞] [四コマ]エア歌人さん【08】他
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現代短歌新聞 2020年9月号
¥300
2020年9月5日発売タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) •1面 [インタビュー] アナーキーに林立する選歌欄の対話が鍵。/大辻隆弘 [現代の作家] 世に時めけり/井谷 まさみち 花の黄金/永平 綠 •2面 [コラム]鐸木孝生誕120年仰ぐべき先人『氷炎』を読む/金子 正男 [視点]「戦後短歌の終焉」/櫟原聰 •3面 [作品時評]/生沼義朗 [9月のうたのヒント]江副壬曳子 •4面 [読みましたか?この一冊] 所 功著『昭和天皇の大御歌一首に込められた深き想い』/田宮智美 •5-7面 [書評] 井上美地歌集『われは戦後の』・戦後短歌の証言者/小林幸子 柘植周子歌集『寂光』・暗緑界へ/浜名理香 森田アヤ子歌集『かたへら』・峠を越えて/島田幸典 原田夏子歌文集『乾杯!』・九十九歳の気概/佐田公子 高尾恭子歌集『裸足のステップ』・臭気のある歌集/藤原龍一郎 田宮智美歌集『にず』・心に最上川が流れる/斉藤梢 大塚健歌集『言ふいふ川』・思索と述懐/桑原正紀 三田村正彦歌集『京都紀行』・郷愁と新鮮な飛躍/松村正直 玉城徹歌集『左岸だより』・終りなき深化を/恩田英明 三井修エッセイ集『雪降る国から砂降る国へ』・歌が繫いだもの/齋藤芳生 結城晋作歌集『春を呼ぶ雨 その後』・ひたむきな生の軌跡/高木佳子 大下一真著『鎌倉 花和尚独語』・花和尚のたしなみ/大西久美子 •8-9面 [徳島県の歌人]浅海弥生/新井忠代/井上京子/印藤さあや/内田宗徳/植村邦子/岡田実加/岡本留音紗/木内照代/北野ルル/楠本邦利/佐々木尚美/佐藤晶子/佐藤真美/竹安隆代/田中槐/谷川稿/田丸まひる/橋本成子/福井公子/藤髙みつる/本田まもる/松田一美/松並敦子/三木佳子/安本生美/山﨑泰子/山中泉 •11面 [短歌の小道具一〇〇選]【三十三】シャツ/藤島秀憲 [短歌レッスン]外塚喬 [新刊案内] •12-13面 [読者歌壇]高野公彦/阿木津英選 •14面 [オフィス移転のご挨拶] •15面 [歌壇ニュース] [壇論風発] •16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [結社の賞] [四コマ]エア歌人さん【07】他
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現代短歌新聞 2020年8月号
¥300
SOLD OUT
2020年8月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) •1面 [インタビュー] 無様な私が素直に歌うと、無様な歌になる。/ 川島結佳子 [現代の作家] 無明/中島 義雄 繁みの奥へ/山田 悦子 •2面 [コラム]蒼白の馬との遭遇――哀悼 岡井隆/江田 浩司 [視点]「日暮れて道遠し」/小山とき子 •3面 [作品時評]時事との距離/生沼義朗 [8月のうたのヒント]渡辺 茂子 •4面 [読みましたか?この一冊] 久保尚子歌集『権現谷』/大衡美智子 [短歌レッスン]外塚喬 [新刊案内] [結社の賞] •5-7面 [書評] 御供平佶歌集『傘』・虚飾ない自己表現/上村典子 中根三枝子歌集『年年歳歳』・花と風と空と/間瀬 敬 篠田政夫歌集『古都好日』・歌詠みて心やすけし/木村雅子 荻原裕幸歌集『リリカル・アンドロイド』・破調と抒情詩と関係性/廣野翔一 『米田登作品集』・良心の軌跡/来嶋靖生 秋山佐和子歌集『豊旗雲』・懐かしさと憧れと/松坂 弘 熊村良雄歌集『うたふ鰭』・垣間見る世界/森本 平 徳高博子自選歌集『めぐりあふ時』・美しい物差し/林あまり 田中美智子歌集『枇杷色の月』・品と華と/恩田英明 菅原貞夫歌集『時雨譜』・ことばの味わい/髙橋みずほ 蒔田正美歌集『当世』・鉄幹研究の新鮮な到達/藤田絹子 井上武司歌集『オストメイトの闘ひ』・亡き妻と共に生きる/浜口美知子 •8-11面 [神奈川県の歌人]青戸紫枝/亞川マス子/朝井恭子/いずみ司/伊田登美子/上野貴子/歌代宇多利/大北敏子/大窪和子/大沢優子/大西久美子/尾﨑朗子/加藤民人/鹿取未放/香山静子/川田茂/北島邦夫/久保知子/小島熱子/後藤恵市/後藤秀彦/三枝むつみ/斉藤俊子/佐久間裕子/桜井健司/島晃子/真後和子/陣内直樹/高尾文子/高橋正利/髙畠憲子/武田弘之/谷岡亜紀/田村元/千々和久幸/寺尾登志子/長岡弘子/長﨑厚子/波克彦/温井松代/野地安伯/間ルリ/林邦子/平野久美子/古谷円/穂坂キミエ/細井誠治/馬渕美奈子/箕浦勤/宮下俊博/宮原勉/本宮時江/森藍火/森川多佳子/柳宣宏/山田太一/吉野裕之 •12-13面 [読者歌壇]高野公彦/阿木津英 選 •14面 [万葉秀歌を読む]内藤明 [短歌の小道具一〇〇選]【三十二】てのひら/藤島秀憲 [近詠一首] •15面 [歌壇ニュース] [壇論風発] •16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [四コマ]エア歌人さん【06】 他
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現代短歌新聞 2020年7月号
¥300
2020年7月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) •1面 [インタビュー] 人生を描く大きな連作を編むつもりで短歌を作る。/藤島秀憲 [現代の作家] 崑崙の夢/雁部貞夫 天道虫/中川 佐和子 •2面 [コラム]短歌の親友 大塚布見子さんを悼む/青田伸夫 [視点]「coronaとともに」/小柳毅 •3面 [作品時評]時事との距離/生沼義朗 [7月のうたのヒント]福士りか •4面 [読みましたか?この一冊] 春日いづみ歌集『塩の行進』/屋良健一郎 •5-7面 [書評] 大島史洋歌集『どんぐり』・こわれても詠む/前田康子 梶原さい子歌集『ナラティブ』・枝分かれしてゆくもの/遠藤由季 富田睦子歌集『風と雲雀』・木とわたくしの歌/宮本永子 小島なお歌集『展開図』・遠さについて/染野太朗 柳宣宏歌集『丈六』・生きて在る喜び/吉川宏志 皆川二郎歌集『一滴のうた』・祈りのうた/本田一弘 木下孝一歌集『竹群靡く』・生を写す/小林幸子 足立尚彦歌集『冬の向日葵』・融通無碍な視点/大松達知 山下れいこ歌集『鷲のごと翼をはりて』・地にわれはあり/久々湊盈子 雁部貞夫著『宮地伸一の秀歌』・明晰な歌人像/香川哲三 加藤孝男著『与謝野晶子をつくった男』・鉄幹研究の新鮮な到達/松平盟子 佐藤水人里歌文集『凍てつく銀河』・体験を呼び起こす詠出/足立敏彦 •8-9面 [山梨県の歌人]青木道枝/伊藤加代子/大柴侑宏/岡部慶子/小俣はる江/川口久/桐谷文子/窪川美代子/久保田壽子/河野小百合/小林富美子/沢井清美/沢井照江/白倉一民/進藤通子/須藤洋子/中沢玉恵/中村千恵子/花田規矩男/深澤正名/古川順子/古屋清/古屋正作/松沢陽子/松村めぐみ/丸山歌子/三浦綾子/渡邉理紗 •10面 [作歌相談室]恋の歌は自由/来嶋靖生 [万葉秀歌を読む]内藤明 •11面 [短歌の小道具一〇〇選]【三十一】音/藤島秀憲 [短歌レッスン]外塚喬 [新刊案内] •12-13面 [読者歌壇]高野公彦/阿木津英 選 •14面 [壇論風発] [暑中おうかがい申し上げます(名刺広告)] •15面 [歌壇ニュース] [創刊歌誌] [特集歌誌] [終刊歌誌] [結社の賞] [中止・延期のお知らせ] •16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [四コマ]エア歌人さん【05】 他
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現代短歌新聞 2020年6月号
¥300
2020年6月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) •1面 [インタビュー] ふだんの息遣いを生かす口語への挑戦。/三枝昻之 [現代の作家] 虹始見/さいとうなおこ 海道/運天政德 •2面 [コラム]小野茂樹没後50年「時代を超える歌の力」/久我田鶴子 [視点]「あえて詠う」/横山岩男 •3面 [作品時評]時事との距離/生沼義朗 [4月のうたのヒント]古志節子 •4面 [読みましたか?この一冊] 齋藤芳生歌集『花の渦』/大井学 •5-7面 [書評] 江口廣子歌集『雪形の季』・豪雪の地に生きる/関谷啓子 佐藤節子歌集『水芭蕉』・定律の美/佐野督郎 林和子歌集『ヒアシンスハウス』・内面の告白/宮本永子 一瀬多恵子歌集『山ぼふしの花』『刻の過ぐるを』』・夫へのオマージュ/川﨑勝信 後藤恵市歌集『冬の満月』・光も翳もいとおしむ/木村雅子 小林幹也歌集『九十九折』・着地点を模索して/桑原正紀 内田弘歌集『漂泊の街』・風土、境涯、そして気骨/結城千賀子 木村草弥歌集『信天翁』・衰えぬ詩人の批評魂/梓志乃 横山季由著『アララギの系譜』・土屋文明以後/大辻隆弘 大橋弘歌集『既視感製造機械』・点と点/内山晶太 石川美南歌集『体内飛行』・更新する体/小島なお 立野明子歌集『カリヨンの鐘』・旅や日常をこなす力/沢口芙美 •8-9面 [宮崎県の歌人]荒巻和雄/石川和子/伊藤一彦/岩井謙一/岩切軍典/江藤九州男/海老原光子/大口玲子/荻原桂子/越智理恵子/久保富紀子/木幡良夫/是石いさ子/志垣澄幸/新川克之/杉田一成/外前田孝/田尾英一/谷口敏子/長嶺元久/新田節子/二宮信/長谷川康子/浜田康敬/福留佐久子/福原美江/別府紘/堀家博子 •10面 [作歌相談室]短歌と俳句 二足の草鞋は?/来嶋靖生 [万葉秀歌を読む]内藤明 •11面 [短歌の小道具一〇〇選]【二十八】煙/藤島秀憲 [短歌レッスン]外塚喬 [新刊案内] •12-13面 [読者歌壇]高野公彦/阿木津英 選 •14面 [壇論風発] [創刊歌誌] [特集歌誌] [結社の賞] •15面 [歌壇ニュース] •16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [四コマ]エア歌人さん【02】 他
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現代短歌新聞 2020年5月号
¥300
現代短歌新聞 2020年5月号/97号 定価:300円(税込) 2020年5月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) •1面 [インタビュー] 「死にたまふ母」を現代において、どう歌うか。/吉川宏志 [現代の作家] 魚の影/伊吹 純 令和二年、春/佐田 公子 •2面 [コラム]プロレタリア歌人山田あき誕生秘話/松田 愼也 [視点]「“コロナ”と結社と歌」/磯田ひさ子 •3面 [作品時評]時間を超える叙情/生沼義朗 [4月のうたのヒント]佐保田 芳訓 •4面 [読みましたか?この一冊] 小谷陽子歌集『ねむりの果て』/三枝浩樹 •5-7面 [書評] 藤原龍一郎歌集『202X』・時代の不条理を越えて/山下雅人 千々和久幸歌集『生きてはみたが』・スタイルから出て/佐波洋子 鮫島満歌集『忘憂賦』・葉痕を見る人/前田康子 斎藤諒一歌集『三月の風』・自然への感謝/山中律雄 渡邊美枝子歌集『回転木馬』・凛とした佇まい/三浦 武 小澤京子歌集『地球岬』・熟成家族/池田はるみ 樋口智子歌集『幾つかは星』・熟成家族/遠藤由季 吉町博子歌集『青き花』・語りかける物語/長﨑厚子 岡井隆歌集『斉唱』・山羊をめぐる冒険/雲嶋 聆 加藤民人歌集『手を伸べて』・贈る花束/小林幸子 室井忠雄歌集『起き上がり小法師』・歌にみる幅と奥行/片岡 明 吉田信雄歌集『故郷喪失』・故郷としての家族/本田一弘 •8-9面 [岐阜県の歌人] 市川正子/市原敏司/伊藤かえ/今井由美子/岩手康子/大塚雅之/小川恵子/岸孝子/桐山五一/黒田一夫/黒田淑子/桑田靖之/小林峯夫/後藤すみ子/後藤左右吉/早智まゆ季/清水春美/近松壮一/中野たみ子/広瀬美智子/藤川五百子/藤田正代/本城多美子/松野律子/三島麻亜子/三田村広隆/村井佐枝子/村瀬美代子 •10面 [作歌相談室]自然をどう詠むか/来嶋靖生 [万葉秀歌を読む]内藤明 •11面 [短歌の小道具一〇〇選]【二十九】蓋/藤島秀憲 [短歌レッスン]外塚喬 [新刊案内] [現代短歌社新刊案内] •12-13面 [読者歌壇]高野公彦/阿木津英 選 •14面 [壇論風発] [結社の賞] •15面 [歌壇ニュース] [中止・延期のお知らせ] •16面 [全国歌壇ニュース] [作品募集] [四コマ]エア歌人さん【03】 他
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現代短歌新聞 2020年4月号
¥300
現代短歌新聞 2020年4月号/97号 定価:300円(税込) 2020年4月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) •1面 [インタビュー] 嘱目に徹して、観念を相対化する。/花山多佳子 [現代の作家] 白いきのこ/野田 光介 青青もえて/利根川 発 •2面 [コラム]土屋文明没後30年「先生に救われた家族」/松本 東亜 [視点]「もっと己を曝すべし」/山田 訓 •3面 [作品時評]大状況と不安定な日常/生沼義朗 [4月のうたのヒント]風早 康惠 •4面 [読みましたか?この一冊] 鈴木陽美歌集『スピーチ・バルーン』/大西久美子 •5-7面 [書評] 佐佐木幸綱歌集『テオが来た日』・現れて人は消えゆく/久我田鶴子 福島泰樹歌集『亡友』・ダイナミック/吉野裕之 小谷博泰歌集『河口域の精霊たち』・時空を越える/近藤かすみ 伊藤安治歌集『時以後』・人と日々を愛おしむ/中川佐和子 屋部公子歌集『遠海鳴り』・平明さと弾み/名嘉真恵美子 飯沼鮎子歌集『土のいろ草のいろ』・他者としての家族/松村正直 佐藤直子自選歌集『春燈』・目に見えぬものを詠む/小林芳枝 東直子著『愛のうた』・手のひらがあたたかい/桜川冴子 永田和宏歌集『メビウスの地平』・新しい感触/遠藤由季 楠誓英歌集『禽眼図』・見えざるものの手触り/門脇篤史 横山岩男評論集『作歌初心』・歌人としての確信/本木 巧 釈迢空著、內田賢德校注『初出版 死者の書』・折口学の映像化/櫟原 聰 •8-9面 [佐賀県の歌人]碇弘毅/今泉洋子/岩永姜子/浦川鴻子/江副壬曳子/大坪伸子/尾形節子/角本久子/北祐二郎/小嶋一郎/小森詢子/小森澄子/貞包雅文/白水敦子/濱﨑喜美子/廣澤益次郎/藤家恒善/渕幸代/渕登代子/松尾和義/松尾純人/馬渡英子/村上保子/本村則子/山下セツ子/若芝和加子 •10面 [作歌相談室]「我」から「われ」へ/来嶋靖生 [万葉秀歌を読む]内藤明 •11面 [短歌の小道具一〇〇選]【二十八】白衣/藤島秀憲 [短歌レッスン]外塚喬 [新刊案内] •12-13面 [読者歌壇]高野公彦/阿木津英 選 •14面 [広告]第一歌集文庫紙上フェアのお知らせ •15面 [壇論風発] [作品募集] •16面 [全国歌壇ニュース] [四コマ]エア歌人さん【02】 他
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現代短歌新聞 2020年3月号
¥300
現代短歌新聞 2020年3月/96号 定価:300円(税込) 2020年3月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) •1面 [インタビュー] フェイスブックを武器に、まとまった数の作品を作る。/黒岩剛仁 [現代の作家] 星辰めぐれ/喜夛 隆子 風のまちなか/御供 平佶 •2面 [コラム]口語自由律短歌の命脈/佐藤 千代子 [視点]「いのちの自覚としての短歌」/大津留 直 •3面 [作品時評]感情と詩の共鳴/生沼義朗 [3月のうたのヒント]弘兼 安雄 •4面 [読みましたか?この一冊] 二三川練歌集『惑星ジンタ』/山下 翔 •5-7面 [書評] 小谷稔歌集『大和くにはら』・深く農に根ざす歌/萩岡良博 島崎榮一歌集『小雅』・心の襞に棲むもの/結城千賀子 山村泰彦歌集『三余荘の歌』・敬天愛人のこころ/川﨑勝信 上田善朗歌集『鯖街道』・若狭に生きて/紺野万里 佐藤千代子歌集『あれから』・鳥も花も人も/磯田ひさ子 内田喜美枝歌集『冬の風鈴』・幸せの構図/浜口美知子 江口司和子歌集『弟よ』・昨日より今日/小林幸子 水野和子歌集『釦』・よろこぶやうな音/田宮朋子 小田鮎子歌集『海、または迷路』・違和への気づき/富田睦子 カン・ハンナ歌集『まだまだです』・私が私であるための歌/黒瀬珂瀾 尾崎左永子選『神山三輪山歌集』・泣く児守る山/一ノ関忠人 青木春枝編・訳『英語とスペイン語で読む啄木と牧水』・バッカスの香り/大松達知 •8-9面 [岡山県の歌人]飽浦幸子/浅野竹子/井関古都路/板谷英一郎/植木泰子/大谷真紀子/片山幸子/川島英子/古玉従子/斎藤博嗣/関内惇/中島義雄/中塚節子/新田香/能見謙太郎/野上洋子/土師康生/濱田みや子/林良三/平井啓子/藤井玉子/藤原弘子/逸見素行/三浦尚子/森安千代子/村上章子/村上良三/山口智子 •10面 [作歌相談室]「戦争は悪だ」をどう詠むか/来嶋靖生 [短歌の小道具一〇〇選]【二十六】髪/藤島秀憲 •11面 [万葉秀歌を読む]内藤明 [短歌レッスン]外塚喬 [新刊案内] •12-13面 [読者歌壇]高野公彦/阿木津英 選 •14面 [講演ファイル] 私のつくられ方~近代短歌の文法と自我~ 斉藤斎藤 •15面 [歌壇トピックス] [催し案内] •16面 [全国歌壇ニュース]他
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現代短歌新聞 2020年2月
¥300
現代短歌新聞 2020年2月/95号 定価:300円(税込) 2020年2月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) 【内容】 •1面 [インタビュー] 三年前からの準備が三度目の正直で稔る。/森田アヤ子 [現代の作家] 越年、と或る日/髙島 静子 人でありたし/金子 貞雄 •2面 [追悼 吉村睦人]純粋、剛直の人/雁部 貞夫 [視点]「短歌の時代性」/宮原 勉 •3面 [作品時評]詩の灯る場所/生沼義朗 [2月のうたのヒント]佐田 公子 •4面 [読みましたか?この一冊] 山内頌子歌集『シロツメクサを探すだろうに』/齋藤 芳生 •5-7面 [書評] 香山静子歌集『銀の莟』・しなやかな詩性/木村雅子 齋藤芳生歌集『花の渦』・大いなる励まし/久我田鶴子 永良えり子歌集『水湧くところ』・発見と認識の歌/栗木京子 松本紀子歌集『長い橋』・介護の日日/本木巧 雁部貞夫自選歌集『わがヒマラヤ』・ヒマラヤ詠の総括/沢口芙美 藤島秀憲歌集『ミステリー』・人生の巡り合わせ/春日いづみ 志垣澄幸自選歌集『水の星』・焼け跡世代の墓標/山田航 吉田信雄歌集『思郷』・声を抑へて/吉川宏志 田中礼歌集『燈火』・戦後史の遺言/田中成彦 大友圓吉歌集『冬天』・調べに見た希望/伊藤和好 佐佐木定綱歌集『月を食う』「難民」・について/染野太朗 小石雅夫著『短歌の読詠―想像力と創造力―』・読むこと、詠むこと/藤原龍一郎 •8-9面 [高知県の歌人]筒井文/池知さつき/井上佳香/うちだゆみ/梅原婀水/岡崎桜雲/梶田順子/叶岡淑子/刈谷美代子/北添起代子/窪田詩都子/熊谷敏郎/黒岩やよえ/小橋芙沙世/田上悦子/中島涼/中西敏子/中村佐代/中山恭子/西岡瑠璃子/文野見枝子/古川安子/宮地亀好/森田睦子/安田やすよ/山下和代/山脇志津/依光ゆかり •10面 [作歌相談室]推敲と添削/来嶋靖生 [万葉秀歌を読む]内藤明 •11面 [短歌の小道具一〇〇選]【二十六】穴/藤島秀憲 [短歌レッスン]外塚喬 [新刊案内] [現代短歌社新刊案内] •12-13面 [読者歌壇]高野公彦/阿木津英 選 •14面 [壇論風発] •15面 [歌壇トピックス] [作品募集] [催し案内] •16面 [全国歌壇ニュース]他
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現代短歌新聞 2020年1月
¥300
現代短歌新聞 2020年1月/94号 定価:300円(税込) 2020年1月5日発売 タブロイド判/16頁 1部:300円(送料・税込)/ 年間講読料:3,600円(送料・税込) •1面 [インタビュー] 人間回復のためのささやかな抵抗を。/川野里子 [現代の作家] 朝ぼらけ/高貝 次郎 元荒川/今井恵子 •2面 [寄稿]回顧と展望/永平綠 [視点]「病み付きと独り占め」/井谷まさみち •3面 [作品時評]世界と人間/生沼義朗 [1月のうたのヒント]堀江厚一 •4-7面 [子年の歌人]大野景子/岡崎洋次郎/奥村晃作/恩田英明/香川哲三/笠原真由美/狩集日出男/寒野紗也/菊池裕/木畑紀子/木村雅子/君山宇多子/桑山則子/小石雅夫/今野金哉/後藤すみ子/佐藤直子/坂出裕子/志村栄子/下村すみよ/十鳥敏夫/すずきいさむ/関口昌男/髙昭宏/田中槐/多賀陽美/高橋元子/千田節生/中里純子/中根三枝子/永島道夫/仁和優子/西川修子/馬場昭徳/飛髙敬/福島久男/藤倉文子/藤島秀憲/藤田絹子/古谷尚子/古屋正作/前田えみ子/松木秀/松﨑英司/松田基宏/水島和夫/三井修/宮原勉/村田泰代/室谷八重乃/森藍火/森重香代子/横山季由/横山未来子/鷲尾三枝子/渡辺靖/儀間安子 •8面 [謹賀新年] •9面 [2019年の収穫歌集]三井修 •10面 [作歌相談室]歌集を作りたい(Ⅱ)/来嶋靖生 [万葉秀歌を読む]内藤明 [特集歌誌] •11面 [短歌の小道具一〇〇選]【二十五】枕/藤島秀憲 [短歌レッスン]外塚喬 [新刊案内] [結社の賞] •12-13面 [読者歌壇]高野公彦/阿木津英 選 •14面 [壇論風発] •15面 [歌壇トピックス] [作品募集] [催し案内] •16面 [全国歌壇ニュース]他 イラスト/よしろう
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現代短歌 2020年7月号
¥1,100
現代短歌 2020年7月/79号 定価:1,100円(税込) 2020年5月16日発売 B5判/136頁 年間講読料:6,000円(送料・税込) ご注文はメールまたはお電話でも承ります。 info@gendaitankasha.com 03-6903-1400 ◎2020年5月16日発売 発売日以前のご注文はご予約扱いとなり、 5/16以降の発送となります。 ◎リニューアル4号目 前々号から判型がA5判からB5判にサイズアップ。 また、月間から隔月刊(奇数月)となりました。 ------ 内容 ------ ☆巻頭作品 一〇〇首 「Symphony Japan 2020」鵜飼康東 ☆【特集】1990(終わりの始まり) ・二人の歌人の死 田中綾 ・土屋文明とアララギの終焉 堀江厚一 ・「現代短歌を評論する会」顛末記 外塚喬 ・インタビュー 穂村弘〈近代短歌〉は終わらない ・口語短歌とリアリズム 永井祐 ・歌集解題1990 柴生田稔『公園』 雁部貞夫 / 近藤芳美『営為』 大田美和 加藤克巳『樹下逍遙』 沖ななも / 千代國一『日曇』 窪田司郎 小市巳世司『南の風』 伊藤和好 / 築地正子『鷺の書』 谷岡亜紀 安永蕗子『冬麗』 小黒世茂 / 竹山広『残響』 島田幸典 白石昂『冬山』 石田照子 / 後藤直二『森のほとり』 藤田絹子 米田律子『水府』 さいかち真 / 橋本喜典『去来』 柳宣宏 田井安曇『経過一束』 水沢遙子 / 小高賢『家長』 吉川宏志 永田典子『パサージュ』 清水亞彦 / 藤井幸子『無音のH』 春日いづみ 篠弘『百科全書派』 染野太朗 / 伊吹純『秋暦』 大辻隆弘 松平盟子『プラチナ・ブルース』桑原正紀 / 古谷智子『ロビンソンの羊』 鷺沢朱理 香川ヒサ『テクネー』 近藤かすみ / 山田富士郎「アビー・ロードを夢みて』 山田航 栗木京子『中庭』 小田鮎子 / 川野里子『五月の王』 富田睦子 荻原裕幸『甘藍派宣言』 加藤治郎 / 正岡豊『四月の魚』 瀬戸夏子 田中章義『ペンキ塗りたて』 俵万智 ☆短歌歳時記 水無月から文月 皆川二郎 ☆歌壇時評 加藤英彦 ☆リレーエッセイ 月で読む本 山本夏子 ☆書評 ・飯沼鮎子『土のいろ草のいろ』 久我田鶴子 ・楠誓英『禽眼圖』 真中朋久 ・『現代短歌のニューウェーブとは何か?』土岐友浩 ☆作品連載 ・雲雀 大室ゆらぎ ・紅型マスク 前田康子 ・ディスコティカ 宇都宮敦 ・Landed 染野太朗 ・コオリウオ 木ノ下葉子 ☆評論 ・山上憶良の遺したもの 倉林美千子 ☆連載 ・幻象録 genshouroku/川野芽生 ☆第一歌集ノオト/編集部 ☆読者近詠 ※読者の自選を原則とする投稿欄です。
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現代短歌 2020年5月号
¥1,100
現代短歌 2020年5月/78号 定価:1,100円(税込) 2020年3月16日発売 B5判/132頁 年間講読料:6,000円(送料・税込) ご注文はメールまたはお電話でも承ります。 info@gendaitankasha.com 03-6903-1400 ◎リニューアル3号目 前々号から判型がA5判からB5判にサイズアップ。 また、月間から隔月刊(奇数月)となりました。 ------ 内容 ------ ☆巻頭作品 五十首 「ZZZ」 和合亮一 ☆【特集】短歌と差別表現 ・差別表現と芸術 序説 木下長宏 ・皮膜の薄くなった私たちの「お庭」 山下耕平 ・明治・大正・昭和期の秀歌にみられる差別語の使用例 ・座談会「短歌と差別表現」 加藤英彦 染野太朗 松村由利子 ☆短歌歳時記 卯月から皐月 梅内美華子 ☆歌壇時評 加藤英彦 ☆リレーエッセイ 月で読む本 森垣岳 ☆書評 ・岡井隆『伊太利亜』 滝本賢太郎 ・齋藤芳生『花の渦』 寺井龍哉 ・髙橋みずほ『ひとふりの尾に立てる』 沖ななも ・坪内稔典『雲の寄る日』 棚木恒寿 ・福島泰樹『亡友』 齋藤愼爾 ・水野和子『釦』 若狭純子 ・小田鮎子『海、または迷路』 前田康子 ・笠木拓『はるかカーテンコールまで』 瀬戸夏子 ☆作品連載 ・ゆうくらてってほんのんね 東直子 ・日々32 5から8 藤島秀憲 ・正常 二〇一九年十月~十二月 花山周子 ・春雨 嵯峨直樹 ・月や桃 北山あさひ ☆評論 ・沖縄における歳時記 〜季語生成の言説とネーションの美学〜 安里琉太 ☆連載 ・幻象録 genshouroku/川野芽生 ☆第一歌集ノオト/編集部 ☆読者近詠 ※読者の自選を原則とする投稿欄です。
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現代短歌 2020年3月号
¥1,100
現代短歌 2020年3月/77号 定価:1,100円(税込) 2020年1月16日発売 B5判/136頁 年間講読料:6,000円(送料・税込) ご注文はメールまたはお電話でも承ります。 info@gendaitankasha.com 03-6903-1400 ◎リニューアル2号目 前号から判型がA5判からB5判にサイズアップ。 また、月間から隔月刊(奇数月)となりました。 ------ 内容 ------ ☆巻頭作品一三〇首 「日々残像」大河原惇行 ☆【特集】短歌にとって悪とは何か ・詩人と武器商人と死刑囚 池田康 ・欠損と沈黙──空間の天使的パルタージュにむけて 吉田隼人 ・塚本邦雄の「悪」の変容 島内景二 ・宮柊二の戦場詠 島田修三 ・立てばうつしみ──現代短歌にとって悪とは何か 大和志保 ・昭和の風俗壊乱発禁歌集等二編 中西亮太 ・心の現場──葛原妙子、中城ふみ子、真鍋美恵子の戦後 大森静佳 ・「方代」として生きる 後藤由紀恵 ・虚構が悪になる時 山田消児 ・〈流動体〉について 三上春海 ・[作品十首] 佐藤弓生/藪内亮輔/吉川宏志/斉藤斎藤/ 影山美智子/高野公彦/辰巳泰子/大口玲子/ 野口あや子/堀田季何 ☆短歌歳時記 如月から弥生 川野里子 ☆歌壇時評 加藤英彦 ☆リレーエッセイ 月で読む本 佐藤モニカ ☆書評 ・加藤治郎『混乱のひかり』/内山晶太 ・篠弘『司会者』/大辻隆弘 ・坂井修一『古酒騒乱』/久々湊盈子 ・黒岩剛仁『野球小僧』/栗木京子 ・松村由利子『光のアラベスク』/大松達知 ・近藤かすみ『花折断層』/中津昌子 ・沢口芙美『秋の一日』/来嶋靖生 ☆作品連載 ・冬の底/大室ゆらぎ ・一粒の加速/染野太朗 ・第二宇宙速度/宇都宮敦 ・てあり、とありと/木ノ下葉子 ☆評論 ・歌枕としての街の生成 土井礼一郎 ☆連載 ・幻象録 genshouroku/川野芽生 ☆第一歌集ノオト/編集部 ☆読者近詠 ※読者の自選を原則とする投稿欄です。
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現代短歌 2020年1月号
¥1,100
現代短歌 2020年1月/76号 定価:1100円(税込) 2019年11月16日発売 B5判/128頁 年間講読料:6,000円(送料・税込) ☆リニューアル号 判型がA5判からB5判にサイズアップ。 また、本号から隔月刊となりました。 ------------ 内容 ------------ ◎巻頭作品六〇首 「深鍋」生田亜々子 ◎第六回 佐藤佐太郎短歌賞 発表 受賞作 『言葉の位相』谷岡亜紀 選評 秋葉四郎/三枝浩樹/小島ゆかり/佐伯裕子 受賞の言葉 受賞作抄 ◎第七回 現代短歌社賞 発表 受賞作 『かたへら』森田アヤ子 『崖にて』北山あさひ 受賞の言葉 受賞作30首抄 選考座談会 阿木津英 瀬戸夏子 黒瀬珂瀾 松村正直 予選通過作品 10首抄 候補作 7首抄 ◎歌壇時評 発表することの責任について 加藤英彦 ◎月で読む本 「私自身」の取り扱い方 清水亞彦 ◎書評 江田浩司『重吉』/神山睦美 花山多佳子『鳥影』/大室ゆらぎ 小池光『梨の花』/柳 宣宏 門脇篤史『微風域』/一ノ関忠人 永田和宏『象徴のうた』/真野少 ◎作品連載 海と思いしは/前田康子 新しい髪留め/東直子 こな雪/嵯峨直樹 ◎評論 映像的想像力と短歌/山田航 ◎連載 幻象録 genshouroku/川野芽生 ◎第一歌集ノオト/編集部 ◎読者近詠 ※読者の自選を原則とする投稿欄です。
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アララギの系譜[横山季由 著]
¥2,860
アララギの系譜 横山季由/著 「全体について申しますと、非常に下手だ。これがアララギの詠草だといって世間に出せますか」。 土屋文明は亡くなる二年前、歌会でこう慨嘆した。 アララギの唱導した写生とは、リアリズムとは、何だったのか? 子規の改革からアララギ終焉まで、流れ続けた水脈を、豊富な文献を渉猟しつつたどった労作。 定価:2,600円(税別) 判型:四六判ソフトカバー 頁数:286頁 ISBN:978-4-86534-310-6 発行日:2020年3月26日 発行:現代短歌社 発売:三本木書院
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吉田信雄歌集『故郷喪失』
¥880
故郷喪失 吉田信雄/著 序文=實藤恒子 文庫版解説=高木佳子 福島第一原発からわずか一・五キロの地に著者の家はあった。 四世代で暮らした平穏な日々を打ち砕かれ、高齢の両親を伴い、 故郷を逐われた著者の第一歌集を文庫化。 ふるさとを帰還困難区域などと軽く言ひたり原発相は われを見て逃ぐるもあれば寄るもあり線量高き庭に野良猫 夥しき原発の本売られをりああ何事も商ひになる 定価:800円(税別) 頁数:118頁 発行日;2020年3月11日 ISBN978-4-86534-312-0
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岡井隆歌集『斉唱』
¥880
いまの私は、試行錯誤という語のもつている弁護力のようなものに甘えて、明確な方法意識に立つことのないアナーキスティックな制作行為を許容し合法化しようとする態度を、はなはだ憎む。(略)私は、一回きりの思想を、一回きりの表現の中に定着しようと、その時どきにもちあわせている渾身の力を行使するだけのことである。 (「あとがき」より) 文庫版解説=鳥居 灰黄【かいこう】の枝をひろぐる林見ゆ亡びんとする愛恋ひとつ 草に置くわが手のかげに出でて来て飴色の虫嬬【つま】を争う 母の内に暗くひろがる原野【げんや】ありてそこ行くときのわれ鉛の兵
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永田和宏歌集『メビウスの地平』[第二版]
¥880
小出版社からのアングラ的な歌集出版は、歌集の出自としては不利だったのだろうが、ある意味、凝りに凝った、若さの自負と気負いの詰まった第一歌集を眺めるとき、これはこれでなかなかいい出発をしたと思っているのである。(永田和宏 文庫版へのあとがき) 文庫版解説=吉川宏志 第二版解説=三上春海 きみに逢う以前のぼくに遭いたくて海へのバスに揺られていたり ひとひらのレモンをきみは とおい昼の花火のようにまわしていたが 背を抱けば四肢かろうじて耐えているなだれおつるを紅葉と呼べり